遂に北海道旅(日本縦断)を目前日記プア | ひきこもり、お遍路へゆくAmeba版

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自身のアルコール依存症や引きこもり、アダルトチルドレン問題により、生き方を見直す切っ掛けを手に入れ、その舞台に四国八十八ヶ所の遍路を選んだ男のブログ

いよいよ松本いよ、旅の出発を間近に迎えました。


夢にまで見た北海道を自由に走る旅。


オプションとして日本縦断(これはいつか徒歩で果たす夢)。


未だに行ったことのなかった茨城県と千葉県(ディニーランドだけあり)も行くということで、47都道府県制覇の夢も叶います。


心はワクワク😃…、と言うより疲弊しています。


出発まで息つく間もない毎日でした。


旅の準備は何一つ出来ていない状態で、長く宮崎を離れるのでその埋め合わせに時間を取られました。


お陰様でいよいよ松本いよ、体調を崩し始めております。


バイクも面倒を見てくれる方の家に避難済み。


我が家は本当に質素な暮らしをしているので盗むものもバイク以外無いのですが、


念のため近所には「庭に植えている野菜は自由に取ってください」と、つまりは監視の目を入れて貰うことにしました。


元々我が家(元祖父母宅)はとても狭い敷地で、全方向完全に家に囲まれており、隣との隙間も殆んどない、


クソばばぁ共が我が家の秘密は死守しながらも常に井戸端会議(噂話)をしている監獄を生きています。


それを逆手に取って「業者っぽい人でも家に入っていたら即通報をお願いします」といった訳ですね。


心のなかはクソガキな俺ですので家もホームアローン化して悪戯心満タンで出発したいと思います。


入るなら覚悟して入れよ。




さて、息つく暇もないまま計画も立てられておりません。


決まっているのは10日かけて北上して、北海道に25日ほど滞在した後に、1週間ほどかけて南下するといったことだけ。


北上と南下中に秋田と鳥取で自助グループに参加することは決まっており、その他も出来るだけ行きたいと思っていますが、


主には関東(と太平洋、瀬戸内海側)の200名城のスタンプを回収することがメインとなります。


北海道では有名観光地に加えて道の駅127(125)スタンプ回収、または北海道八十八ヶ所制覇のどちらかを考えており、


移動距離の見積もりは往復(鹿児島―青森間の観光含む)6,000kmの、北海道に7,000キロ、合計13,000kmの約15,000kmを予定しております。


せっかく戦闘民族と言われる島津の地から蝦夷まで行くわけですから、今元気一杯な熊と旭川人を2,3人シメて来ようと思ってます。


もし宮崎ナンバーで犬2匹を連れた西郷隆盛と吉田沙保里みたいなのが歩いてたら、多分それ俺ですから遠慮なく話し掛けてください。


昨日、一年以上ぶりに話した出版社の方から一言目に「肥えました!?」と言われたほど西郷隆盛化しておりますし、もう一人はますます吉田化してます。




車の部品の計算もしとかなくてはなりません。


我が家はエンジンオイルをシビアコンディションの7,500kmで交換しており、今回はいつもと逆の“走行距離大”というシビアコンディションにあてはまるので、


本日オイル交換とタイヤのローテーションを済ませ、旅の途中で一度オイル交換が必須になるでしょう。


後輪のブレーキシューやオルタネーターが怖いところですね。


現在、ちょうど走行距離が18万kmになったところなので帰ってくる頃には20万kmが見えてくる段階となります。




1ヶ月を超える車中泊(テントも持参)生活となるので車中泊環境も幾つか時間の隙間を見つけてコツコツ改善しました。



まず、フロアライトを設置。

写真では明るく写ってますが、実際はちょうど良い明るさです。

これで足元が見えるのと、ちょっとした癒し効果、ヤンキーポア。


配線をいくつ弄っただろうという程、かなり見直し、作り、追加し、色々と勉強になりました。

一気に済ませたいのに、配線の一つを作って用事で明日まで待機と、気の短い俺には大変な毎日だった。


母が余っていたポイントで買ってくれたエーモン製の電工ペンチは本当に素晴らしかった。

今まで誤魔化し誤魔化し使っていた、一体どうやって手に入れたのかすら覚えていない正体不明の電工ペンチとは天地の差。

目に見えない電気なので(俺には見えるがな)施工は大切、だから工具はしっかりした物を使おう。


 

 

地元の店で2,100円で買ったのにAmazon安い…。


時間が無かったから地元で買うのはしょうがないし、地元にお金を落としたと言うことで😢。



元々付けてたソケットを加工したり、


後部の生活空間に簡易的な灯りを設置したり、


いざに備えて新たにスコップや脱出マットを買ったり(ブースターケーブル、パンク修理とエアコンプレッサー、牽引ロープ、ジャンプスターター、工具色々、窓と頭をカチ割るアレは既にあり)、


完成品の力も借りたりと、


色々と手を加えた日記はまたその内書こうかな。



俺ね、こうして色んなことが出来るようになってつくづく感じているのは、

本当に人生勿体無かったなってことなの。

とは言っても、なるべくしてなったし(家庭環境)、それはカルマ的な意味でも通らなければならない道だったのだけど、

こうして素人ながら車やバイクを簡単なことなら触れるようになって、工具も少し良いのを揃えたりして少しずつ出来ることが増えていって、

『あと何年こんなことが出来るのだろう?』と考えることが増えてきた。

知識の無かった過去や、アルコールや薬、ゲーム漬けになっていたひきこもりの20代、そして、精神疾患から回復に専念するしかなかった30代が本当に勿体無かったなって感じる。

だからこそ、今後が光輝くのだけど(元々持ち続けていたのとは違って、一度失ったものを再び手にするという輝きの倍増)、

それにしても自分の人生を、

つまり責任という最高の権利を取り戻して選択肢の広がった人生とは、

本当に惜しむほど楽しいものだ。



果たして自由な旅が羨ましいでしょうか?

その裏では退職や今後の生活の不安、さらに矛盾するような莫大な出費、快適な環境や疲労、本当は一緒に過ごせた人との時間や事故のリスクといった責任を受け入れて可能となったものです。 

逆に、今後の安定や、定期的な出費での生活、家庭での責任とは言うけど家族から得られている何らかのものと言ったそれにも気付くべき。

変わらなければ、変わらない(リスクを犯さない)というメリットがある。

結局は何かを得れば何かを失って、

何かを失うから何かを得られるというシンプルを俺たちは生きている。

因果応報と言えば“罰”的なイメージが大好きな日本人たちには解らないだろうけどね。

そもそも羨ましいと“感じるまで”はするけど、いざ自分が行うとなるとその面倒さに尻込んで人は動かないもの。

人はみんなその一瞬に自分にとってメリットのあることを選んでいるに過ぎないのだ。

依存症者に困っていると言いながら離婚できない本音は“子供の為”ではなく、自分の経済的事情が殆んどだったり、困っている、被害者ポジションである自分の必要だったり。



普段から大勢の依存症者と関わる俺ですが、俺ほど人生に色々あって落ちたり上がったりした人間を見たことがありません。

そんな俺だから色んなリスクも取れるし、人から見て驚くような環境にも対応できるのでしょう。

人生はリスクをある程度受け入れた方が宜しい。

みんな“普通”を求めるから“普通付近”な人生を歩む人なのは当たり前な話で、

その“普通”を生きて「幸せだ」という人は日本では少ない気がする。

それでも“普通”を求めるかい?という話。

自分が“普通”を望んでいるのなら良いけど、

ビビって普通を選んでいるならやめとけ。

そもそも普通など人の数だけある幻想だし、普通も常識もあっという間に変わる世の中だ。

それに普通はつまらん。

個性を求めながら皆と同じ“個性的”になってどうするんよ。

まぁ、逮捕も精神病院も、離婚も色々経験した人間がどうなっていくのか見てて下さいよ。

お前らの思うようにはなりませんから。