机の上の老人と現場の若者 | ひきこもり、お遍路へゆくAmeba版

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自身のアルコール依存症や引きこもり、アダルトチルドレン問題により、生き方を見直す切っ掛けを手に入れ、その舞台に四国八十八ヶ所の遍路を選んだ男のブログ



どの国も老人が若者の身体も精神も生活も破壊する。

老人が机の上で話したことの代理を、

若者たちが現場で背負わさせることになる。



日本は今“令和”という時代になったらしいが、

勘違いするなよ。

まだ昭和だよ。

その代償を今でも俺達が払わされているんだ。



70歳が近づく親世代を見ていて『本当に良い時代を生きた世代だ』と感じる。

戦後の時期を生きた親の元に生まれ、

平和しか知らずのぼせてしまい、

日本という国をここまで衰退させ、

戦争と経済破綻の危険性を残して死んで行く世代。

それでもまだ「吸い尽くせ!」と充分すぎる年金や社会保障をしゃぶり尽くして、

子や孫に負債を残して死んで行く。

俺は昭和を一切肯定出来ない。

まだガン細胞の方が良いと感じる。



申し訳ありませんが、自分や子供のことを考えたら、早く“引いて”欲しいと思ってます。

分かっていると思いますが、“引いて欲しい”はかなり言葉を選んで書いております。

少し前に掘り返されて騒がれた成田氏による“集団自決”の話。

この意味が理解できないほどボケた世代よ。



と、書いたところで老人達どころか今の20代、30代には伝わらないんだろうな。

俺たち昭和から平成の狭間に生まれた40代もアイツらと同じに見られていることだろう。

自分が40歳を超えて解ったことは、40代は狭間であり、責任ばかりが増えて何も保証されない時期。

何故なら早く居なくなって欲しいのに何時までもしがみついている60、70、80代から見れば子供や孫世代で、まだまだ若手だから。

そして、しゃぶり尽くす世代がまだまだご健在ですから。

お陰様で俺達がその世代になる頃には高齢者の年齢も後ろにズレて、年金の額も減り、貰い始める時期も遅れ、

挙げ句の果ては自動車免許すら制限されるのだろうね。

だから“集団自決”なのだ。

この意味は、死ねという意味ではなく、

皆さんでもっと残された世代にも目を向けて、身を削って下さいよという意味だと思う。

俺たちもあなた達ほどの手厚い社会保障は諦めますから(つまり腹を切りますから)、

あなた達も手厚い社会保障は諦めて俺たち世代の未来に合わせる努力をしてください(そういう意味で腹を切る)ということ。

年金の減額や社会保証などを“手厚い”ものから、その頭で未来を考えて“無理だよね”と。

足るを知ろうと、少し下げられてもギャーギャー駄々を捏ねない、選挙権を振りかざして暴力を奮わないなどなど。

職場(立場)からは、早く身を引いて静かな老後をどうぞとか、

自分の向き不向きを理解して免許返納をしていただくとか、

老人も若者も御互いに身をけずりましょうよ。

今の日本は、

老人と若者のバランスが悪すぎ。

都合の良い時だけ“サムライ”と言葉は持ち出すが、

“腹を切る”意味(重み)が解らない国🗾JAPAN🗾


今の男女間のバランスが悪すぎるのも(もちろん女尊男卑)、この世代が過去に行っていたことであり、俺達がやったことではないぞ。