由依side

そのまま車に乗って理佐の家に来た。
The お金持ちって感じの家。

変わってないと思ったけど、理佐は変わったのかな。

理佐「由依の部屋は一階のを使って」

由依「私の手はもう治らない。医者だから分かる。なのにどうやって...」

理佐「いや、自分が必ず治してみせる。由依は運命の人だか..」

  [パパ〜!]

  {パパおかえり!}

  〔パパ会いたかった!〕

  [パパ、お姉ちゃんたち遊んでくれない]

理佐「そうか悲しかったか」

この子達が理佐の子なんだ。

理佐「あ、この子達は私の」

由依「大丈夫。知ってるから」

   《あなたおかえりなさい!》
   《遅かったね》

理佐「おい、なんでいる」

   《いたらおかしい?》
   《あの人は何の用?》

理佐「お前には関係ない」

   《ちょうどいいわ。一緒にご飯食べましょう》
   《どうですか?》
   《謝りたいこともあるし》

理佐「帰れ」
  「家政婦さんすいません。この子達にご飯を」

   《じゃあ私達は外食!》

理佐は私の前に来た。

理佐「私と由依はここで食べる。由依行こう」







リビングに行き理佐がご飯を出してくれた。

由依「ありがとう」

理佐「ここでゆっくりしてって。必要な物は私に言って」

由依「全然落ち着かないんだけど」

理佐「なんで?」
   「あぁ、アイツのこと?」
   「大丈夫。近づけさせない」

由依「あの人に誤解されてるかも」

理佐「自分たちの関係を?」

由依「べ、別に関係ないけど」

理佐「そうか。それはちょっと寂しいな」

由依「そんなはずない」

私はワイングラスを手に取った。
理佐がグラスを近づけてきたが私は一気に飲んだ。

由依「はぁ、」

理佐「注ぐよ」

理佐は立ち上がって注いでくれた。少し上を見たら目が合ってしまいすぐさまキスされた。


お姫様抱っこされ、

由依「ちょっと、やめて、下ろして」



理佐は何も言わず寝室に連れてかれベッドで押し倒された。

由依「やめて、、っはぁ」

首元を舐められて

由依「っ、りさっ、しっかりして」
   「お願いだからやめて」

何度もキスされて腕を押された時手が痛んだ。

由依「痛っ」

理佐「ごめん、ごめん由依」
    「ごめん」
    
由依「泣かないで...」

理佐「会いたかった」

理佐の背中をさすりながらその言葉を聞いた私は自然と涙が出てきた。






由依「寝ちゃってた」

朝になっていた。
そして理佐の部屋に行った。

理佐「会いにきたのか」

由依「違う。いつ帰れるか聞きたくて」

理佐「どうして。一緒にいるのが嫌?」
   「由依がいなくてずっと寂しかった」

理佐が寂しかった?なんでよ。

理佐「もう少し待って。必ず治すから」








理佐は二日間家を出ていた。
帰ってきた時に薬を渡してくれた。

理佐「痛みはどう」

由依「少し良くなった気がする。こんな薬どこで手に入れたの?」

理佐「そ、その...海外に薬に詳しい友達がいて...」
    「とにかく効いてよかった」

由依「ありがとう」

理佐「隣来て」

由依「ねえ、なんで怪我してるの?」

理佐「なんでもないよ」
   「油断して負けただけさ」
   「慰めてよ」

由依「でも私は」

理佐「カレーが食べたい」

由依「え?」

理佐「昔はいつも作ってくれたじゃん。覚えてない?」






キッチンを借りてカレーを作る。
熱いので猫舌な理佐が食べやすいように少し冷ました後に持って行った。

由依「まだ熱いかもだから気をつけて」

理佐「一人で食べろって?」
   「食べさせて。指怪我してるから」

私はスプーンでよそい、フーフーしてあげた。

由依「ほら」

理佐「...昔の味のままだ」
    「マジで美味い」



しばらくして


理佐「ゴホッゴホッ」

由依「り、理佐?」
    「どうしたの!大丈夫?」

そのまま倒れてしまった。

由依「理佐!理佐!」

中毒症状だわ。カレーの中に毒が入ってた?

由依「しっかりして!」

   《あなた!!》

理佐の部下(理佐様に何をした!)

由依「私のカレーを食べてたら中毒反応が」

   《毒!?》
   《毒ですって?》
   《理佐さんを殺す気?》
   《完全にイカれてるわ》

由依「毒なんて入れてない!」

  (おい!主治医に連絡しろ。このことは外に漏らすな)

  ((承知しました))

由依「理佐!」

  《どきなさい!》
  《近づかないで!この人殺し!》

由依「私じゃない!」

  (由依さん、何があったかは知らない。でも理佐様はあなたのために救生寺にまで行ったんだ。深い山奥を歩き回って名医がいる寺に着いた時ほとんど死にかけてた。そんな方を殺すのか?)

由依「じゃあ理佐の怪我は」

  (あんなに頑張った人によくそんなことを)

由依「違うの。薬は知り合いがくれたって」

  (そんなの気を遣わせないための嘘だ)

6年前私を捨てたのになんでそこまで...

  《簡単な話よ》
  《理佐さんに未練があって復縁しようとしたけど拒まれたから復讐したのよ。理佐さんも見る目がないわ》
  《危ないから私が監視するわ》

   (分かりました。理佐様が目覚めるまでよろしくお願いします)

由依「違う、違うわよ!殺すわけないでしょ!」

  《入ってきて》

あの時みたいに黒いスーツの男に囲まれ

由依「やめて!本当に何もしてないの!」
    「理佐、理佐!」


続く