由依side

朝5時

洗面所からゴソゴソ物音がして目が開いた。
いつも通りのルーティンと言った方が適切だな。

由依「今日も早いね」

理佐「おはよう」
   「体づくりのためだからね」

由依「またいつものでいい?」

理佐「うんありがと」


あーねむ...
目を擦りながら私はベッドに戻って理佐が帰ってくるまで1時間ほど寝た。





1時間後

アラームが鳴って時計を見るともうこんな時間かと
いつもの作らないと
ちなみにいつものとは鶏肉とかを使った、いわゆる筋トレ食である。
私は食べないんだけどね笑

付き合った時から既にだけど常に筋トレのこととかまぁ、なんて言えばいいんだろう...普通に3大欲求おばけ?そんなことばかり考えてて、The 脳筋って感じの人かな?笑 言ったら怒られそうだから言わないけど。

出会いは職場で私が四個上。彼女は営業部で毎月成績トップ。
普段会社ではクールなのにどうやってそんなに契約取ってるのかみんな気になっている。
あとすごくモテてます。中には私と付き合ってることを知ってる人もいるけど、ほんとにやだ



理佐「なにムスッとしてんの?」

由依「うわっ、びっくりした」

理佐「そんな影薄い?」

由依「違う違う、おかえり」

会社で色んな人からチヤホヤされてる理佐を考えてモヤモヤしていたら帰ってきたのに気づけてなかった。

理佐「どした?」

由依「ううん」
   「ぎゅーしたい」

理佐「汗かいてるよ」

由依「気にしないもん」

やっぱ落ち着く。



理佐「あれ、下着付けてないの?」

由依「あ」

理佐「昨日した後そのまま寝たんだ笑」

私はすぐに離れた。

由依「言わなくていい!」

理佐「ねもっと触りたい」

由依  「だめだめ」
   「ご飯食べてくださーい」

昨晩したばっかなのにもうスイッチ入りそうなのなんで?笑
私はそそくさと寝室で着替えた。








少しして私も準備を終えて駅に向かった。
理佐は昨日の事務作業がまだ残ってるからとひと足先に出発した。




そこで私は嫌な予感が
というか的中した。




会社に着いた。

由依「おはようございま..」

   『渡邉先輩!今日も腕触らせてください♡』

   {私はお腹触りたいです!}

はぁ、今日も始まった。
おいおいお前らメロつくなよ、と言いたいところだが狂犬だと思われてしまいそうなのでやめとく。

理佐は私と目が合うと、おそらく助けてと口パクで言ってきたが断らない方も悪いだろと思ったので無視し椅子に座った。


10分後

後輩たちはまだ理佐から離れてない。仕事しないなら早く来るなよ...と

私ってめんどくさいと自分自身でも思ってる。

理佐「ちょ、一旦ごめん」

  『えー、また小林先輩のとこですか?』

  {早く戻って来てください}

ほら、理佐は機嫌が悪くなった私のところに
そして小声で話しかけてくる。

理佐「ごめんって」

由依「ふんっ」

理佐「どうやったら機嫌治りますか」

由依「帰りに駅前にできたプリン屋で買ってきて」 
   「あと他の人に体触らせないで?」

理佐「分かったごめんね」

由依「うん」

私がいつもよりイライラしてるのに気付いたのか

理佐「あの、今日帰り一緒に帰らない?」
   「久々に飲み会もなくて、だから由依と飲み行きたいなって」

由依「ふふ いいよ」
    「待ってるから頑張ってね」

理佐「はい」

私の前でちょっと怒られるとシュンってなっちゃうの、まだまだベイビーで可愛い









18時をすぎた頃
私はオフィスの外に出て待っていた。

理佐「ごめんお待たせしました」

由依「おかえり」

理佐「じゃ行こ」

由依「うん」
   「手」

理佐「うん」




少し歩いて美味しそうな居酒屋があったのでそこに寄ることにした。

理佐「由依とだし沢山飲んでいい?」

少し私は心配になったけどいつも頑張ってるしいっか。

由依「うんいいよ」

理佐「どれ食べる?」

由依「うーん、焼き鳥美味しそう」
    「てかいつも大体飲み会行ってるけど筋肉に影響とか大丈夫なの?

理佐「筋トレしてるんでって言ってそんな食べてないし基本ソフドリにしてる」

由依「体力すごいわね」

理佐「体育会出身だからかな?」

由依「確かに笑」





それから2時間ほど経った...
私はわりかしお酒が強いんだけど、、

理佐「ゆいたゃーん」

由依「噛んでるし」
 
お店に迷惑がかからないように私は理佐の腕を引っ張って出ようとしたが重くて...

理佐「何してるのー」

由依「出るよ」

理佐「はあい」


お会計を済ませて外に出た。

理佐「あ!プリン買わないと」

由依「もう閉店しちゃったよ」

理佐「えー」

由依「また次買って」
    「帰ろ?」

理佐「酔ったから帰れなーい」

由依「え?」

理佐「二人きりになれるとこいきたいなー」

由依「だから家があるじゃん」
    「なに、ホテル行きたいの?」

理佐「すぐそこにあるしいこーよ」

由依「もう〜」

同棲してからそういうところに行くことは無くなったから少し緊張している。



エントランスに入り横にいる理佐が受け付けをしてくれているが、、
私はこのホテル初めてきた。しかし理佐はそのホテルのメンバーズカードを持っていて出していた。



なんで持ってるの

部屋に入ってそう尋ねた。

理佐「元カノとです」

由依「ふーん」

理佐「ゆーい」

由依「んっ」

いきなり体を触られてびっくりしちゃった。

理佐「可愛い」
   「シたい」

だめだ、理佐は酔いすぎてて頭が回ってない。
でも酔った時にすると明日まで私の体が持たない。

由依「だめ」

理佐「ダメじゃない」
   「じゃあなんでここ、こんなに濡れてるの?」

由依「ねぇっ」

抵抗しようとしても力では勝てない...






目が覚めた時には夜中の3時を回っていた。
あれ、ホテルって休憩じゃなかったっけ...理佐に聞こうとしたが大の字になって寝ている。

由依「痛っ」

シャワーに行こうと起き上がったがその瞬間にジーンと腰に痛みが出た。
やっぱり歳を取ると体力が無くなってくもんなのかーと少し悲しくなった。にしても二日連続はキツいけどね。




私は見慣れない環境で寝ることが難しくそのまま朝の5時になった。

理佐「..由依、起きてたの」

逆になんであなたはいつも5時きっちりに起きれるの?笑
あと、ちょっと寝癖が付いていて可愛い。

由依「うん。中々寝れなくて」

理佐「あ、泊まっちゃったな。追加料金後で支払っとくよ」

由依「ありがと」

いつもそういうことした後って理佐は冷たいんだよね
少し寂しいけど仕方ないのかな?

由依「この後どうする?」

理佐「休みだし出かけてもいいけど、一回帰りたいよね」

由依「うん。でも今日はお家でゆっくりしたいかも」

理佐「分かった」
    「あ、駅前のプリン買って帰るか」

由依「やった」

理佐「でもまだ流石に開いてないよね笑」
    「それまでいつものカフェで過ごそう」

由依「うん!」

理佐「はぁー眠いな、こりゃまた昼寝しそう」

由依「ふふ。今日もよく寝ていい夢見られますように」




準備を済ませ、私たちは外に出た。





fin