大学生パロです。
朝起きるといつものようにベランダで煙草を吸っているのが見える。
美味しいのかな...
由依「ねぇ」
理佐「ん?おはよう」
由依「おはよ、」
「それ美味しいの?」
理佐「まあ」
由依「ちょっと吸ってみたい」
理佐「いいよ」
由依「ゴホッ」
何だこれ。不味すぎるし肺がヒリヒリする。
私には無理だ。
由依「不味」
「身体に悪いし辞めてよ」
理佐「別に良くない?付き合ってるとかそういう関係じゃないじゃん」
由依「...」
そう。私たちは付き合ってない。
私は理佐のことが恋愛として好きだけれど理佐には彼女がいる。
理佐とは同じ大学のサークルの先輩と後輩で私はただの都合の良い関係。
私も彼女がいるってことを知りながら会ってそういうことしちゃってるし最低なんだけれどね。
理佐「由依ご飯作ってよ」
でも洗濯竿に肘を掛けながらタバコを吸う理佐、かっこいいんだよね。
由依「いつものでいい?」
理佐「うん。ありがとう」
こうして頼られるだけでも嬉しくなっちゃう。
そして、理佐の好きなフレンチトーストを作る。
美味しい美味しいと何度も言いながら食べてくれる。
理佐「由依のご飯が1番美味しい」
由依「本当?」
「彼女さんは?」
理佐「いやそこまでだよ笑」
彼女さんに少し勝った気がして嬉しかった。
由依「何で私と会ってくれるの?」
「サークルで会えるのに」
理佐「由依可愛いから。ほら、サークルだとさ他に人がいて二人でゆっくりできないじゃん」
由依「いつもそうやって可愛いって言う」
理佐「思ってることを口にしてるだけだよ」
由依「ふ〜ん」
「最近よく今から家来ないって連絡してくるけど彼女さんとはご無沙汰なの?」
理佐「いや?でも彼女じゃ満足出来ない」
喜んでるのをバレたくないから顔に出さずに我慢している。
由依「そ、そっか」
彼女と別れて私と付き合えばいいのに。
理佐「てかボタン外れて見えてるよ」
由依「やだ恥ずかしい」
パジャマのボタンが一部外れていて下着が見える状態であった。私はわざとそうしたの。
あなたがチラチラと見ていたのなんてとっくに気付いてたよ。
理佐「おっちょこちょいだね」
由依「うるさいなぁ」
理佐「そゆとこも可愛いよ」
由依「もう」
そして理佐はスマホに目を向けた。
どうしてもスマホケースに目がいっちゃう。
彼女さんとのプリクラが挟まれている。
可愛いし理佐の好みなんだろうな。考えるだけで私は心臓がギューッと痛くなる。
理佐「あーもうこんな時間か」
由依「何かあるの?」
理佐「彼女が後1時間したら来るわ」
由依「じゃあ私は帰らないとだね」
本当は帰りたくなんかない。このままずっといたい。そう伝えたいけれど理佐は私のことなんて何とでも思ってなさそうだし言ったところで、ね。
理佐「悪いね。また誘う」
「ご飯ありがとう」
由依「またっていつ?」
理佐「うーん、すぐ会えるさ」
由依「いきなりもう二人で会えないとか言うのやめてよ?」
理佐「彼女にバレない限り大丈夫だよ」
由依「うん」
「ねぇ、好きだよ?」
理佐「私も好きだよ」
違う。あなたの好きは私の好きと違う。
理佐には分かるはずがないと思うけど、叶うはずもない恋って辛いよ。
理佐「なに?めっちゃくっついてくるじゃん」
由依「後少しだけダメなの?」
理佐「どうした。やけに甘えたがりだね」
由依「たまにはいいでしょ」
「ちゅーして?」
理佐「いいよ」
由依「んっ...」
理佐「可愛いね」
由依「もう恥ずかしい、着替えて帰る」
帰る支度をした。
理佐「じゃあ気をつけてね」
由依「うん」
マンションを出て見上げて理佐の部屋を見るとまたベランダで煙草を吸っている。
理佐は何で煙草吸ってるんだろう。
今度聞いてみよう。
fin