崩壊道中猫尻毛 七編
※タイトル読み : ほうかいどうちゅうねこしりげ
旅行にね
行ってきたんでね
小出しでアップしようかな
なんて
なんてこったい
第七編
≪こんなことって≫
アユ
の一件はあったものの
その他は滞りなく というか量・質ともに大満足♪(※量はharu☆のみ満足)
酒の入ったコテツも上機嫌で 部屋に戻って暫く寛いでいると
〝トントントン〟
誰かが玄関の扉をノックする
時刻は9時半 予約したマッサージ師さんだ
〝トントントン〟
2度目のノックで haru☆が扉を開いた
立っていた女性2人のうち
前に居たのは40代くらいでノーメイクの小ざっぱりした人
えらく撫で肩で ショートカットにパーマがよく似合っている
怒った感じではないが真顔のまま
「マッサージに参りました」と一言
もう一方は35歳前後くらいで
きちんとメイクして目もパッチリ
色白で若干 艶気のある〝お姉さん〟タイプ
「宜しくお願いします」と部屋に迎え入れると
それぞれ支度を終えて 早速マッサージが始まる
コテツとharu☆は各々のベッドに仰向けに寝転び
40代のショッパーさん(ショートカットパーマ略)がコテツ担当
30代のツヤ姉さんがharu☆担当 なのは店側の配慮か
「リラックスしてくださいね」
「どこか気になる箇所はありませんか」など
細かく声掛けをしながら進めてくれるツヤ姉さんに対し
ショッパーさん無言
隣りの雰囲気を少し案じながらも 目を閉じてほぐされていくharu☆
すると1分後
コテツが唐突に
「すみません、40分コースだったんですけど
2人とも1時間コースに変更してもらえます?」
え?! 一瞬空気が固まる
ショッパーさん、ツヤ姉さん、そしてharu☆
お2人は 突然のお仕事延長戦
haru☆は 申し訳なさ全開1000
心の準備 ゼロ
寝耳に水
鳩に豆鉄砲
おいおい そんなの予約の時に言ってくれ
労働者階級一同 意気消沈である
(haru☆は受ける側ながら 働き手の味方&見方)
ショッパーさんは動揺しながらも
ツヤ姉さんの指示を受けて (あれ? 年齢見立て誤った?)
「フロントと事務所に電話で確認しますね」
と言い 持っていたケータイで電話し始めた
「もしもし、まことですが・・・」
い、今なんと申されました?!
「もしもし、まことですが・・・」
「・・しもし、まことです・・・」
「・・・もし、まことです・・・」
「・・・まことです・・・」
まこと?!
それ苗字?!
名前?!
源氏名?!
どれでもいいけど超お似合いです
ど―――
―――ん
もうharu☆は
笑いをこらえるのに必死で
顔に布が掛かってたから良かったものの
完全に吹き出す寸前っていうか
ショッパーさん おもろ過ぎ゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )
無事に延長の許可も下り
1時間まるごと至福のひととき![]()
ツヤ姉さんが言うところの「イタ気持ちい」感覚を
存分に堪能したのだった
あとで確認してみると
〝まこと〟は
ショッパーさん達が所属するエステルームの店名で
もしツヤ姉さんが電話してても〝まこと〟と名乗ったようだ
コテツなんか「聞き覚えがあるな」と思った程度で
自分が誠 勇(まこと いさむ)であるという認識を忘却していたらしい
あとは
マッサージ中にショッパーさんの胸が当たって落ち込んだとか
足の付け根を揉まれる際
大事な部分に拳が当たってヒャヒーッてなったとか
そんな感想をこぼしていた
とにかく
ありがとう ショッパーさん
失礼な発言してスイマセン ショッパーさん
残業お疲れさまでした ショッパーさん ツヤ姉さんもね

