恋は二度目のアネモネ -41ページ目


今まで知らなかった音楽とか、
お洋服とか靴とか。
言葉が増えれば、世界も広がる。
ぐぐぐ、と押し拡げられる。

そう、今。
今しかない。
わたしには今だけ。
みんなだってそうなんだよ。


とってもすてきなコートを買ったから、
早く寒くなれーーと思う。
モデルス。
そのサムネイルを見たとき、
きみが浮かんで切なくなった。


好きなものとか夢の話とか、
ほんとはあんまり聞いてないんだけど、
でもだまって聴きたい。
声。
興味ないのも飽きてるのも、きみの偏見だもん。
いつまでも不器用で、いやになる。

人の根本はきっとずっと、そんなに変わらない。
そういうふうに生きてしまうって、
それって運命というものではないのかー







簡単な点字を結んで、予定調和な線になる。
何かが変わる気がしたけど、
日常はそのまま呼吸を続けてる。
変化したのは、体だけ。

ああ
だるくてねむい。
薄い膜から、
だめな台詞がはちきれそう。

物足りなくて、いいの。
わたしには想像力があるから。
都合よく編集しながら、現実を補えばいいでしょ。

もっとのぞいて、
表面の内側をざらりと撫で上げたい。
もっと声をきかせてほしい。
どんどん言葉が浮かぶ。
面白いくらいに、発見してしまう。
わたしがしているのは生きていくために必要なことだ。

黒ずくめの洋服を着て、
いつもより下のほうで髪を結んだら、
まるで貞淑な未亡人のような装いになった。

靴とくちびるだけが、真っ赤なの。






心が揺れると、
言葉を吐きだしたくなる。
まるで酔っているみたいに。

だめだわ
缶チューハイ1本分の間に、
甘やかされて文字化けする。

千鳥足の思い出が、東京の街に点在していく。
衣替えの済まない体と、ままならない時間を
ずるずるいつまでも引きずって。
愚かだけど、素敵なことなんだ。
人間なんだもんわたしたち。

近づいたり離れたりしながら、
何も求めず期待しないって、
ほんとうに素晴らしいことだと思う。

若さはあっという間だ。
享受しないなんてばかだよね。





{87BBD5BE-FC49-4D05-B6A4-A06ADDACED4A}


お腹が、ぐーと鳴っていても
余裕で我慢できる。
あんまり食べられない。
それよりもっとのんでいたいのよ。
突出した中指からじわじわと、
体が変わっていくような感覚。
なりたいものに、なってしまう。
どうしよう。 と、思う。
変わってしまうのは魅惑的で、こわい。
けど、
心臓とお腹がぞわっとするようなことばかりしていたい。
わたしはきっと、
もう別の生き物になりかけている。
脳内と腸内の変化が、細胞の形を変えていくのだ。

1週間が、とぶように過ぎていく。
こんなにめまぐるしいのは久々。
薄い膜みたいに、
あらゆるものが重なっていくけど、
こんなことして果たしてどこへ向かうっていうのだろね


あの子の、
指とくちびるが好き。
とにかく可愛いの。
可愛いみんなと宴会したいよ。








{E7803A29-DB48-4622-8241-9C02E28F954E}



文章を書くお仕事が面白くて、
ずっと寝ていたいこのわたしが、
毎朝の早起きもつらくないの。

お弁当作って、水筒を持って、
噓みたいに空いてる下りの電車に乗り込む。
ピクニックみたいだ。

文章書いて、休憩中に小説読んで、家に帰ってからもネットで活字を読んでると、
生活が文字だらけで、
現実感がうすくなる気がする。
動いている映像を観たくて、
YouTubeでさんまさんの動画を観ると、
いろいろすごすぎてさらに現実感がない。



あぁ
今のわたしは、人生の衣がえの時期だ。
心がゆらゆらする。
それは生物としての発情期で、ホルモンの仕業だから仕方ないよって教えてくれた人がいて、
なるほどそうか。
わたしは人間であったり、女であったりということに胡座をかいていて、
その前に生物だ、という自覚が足りなかった。
そう。わたしは生物だ。
脳髄とホルモンの奴隷。

衣がえがすんで、40代になると楽になるらしい。
それって素晴らしい。
ホルモンから解放されても尚しんどいなら、
生物としての自分をよく見直したほうがよいよね。
できうる限り、楽に生きるのだ。
我慢やら辛抱やらはよくない。
生物として当然のことだよ。


上海蟹。
食べたことないけど、
素敵な語感。
最近聴いた曲の中では、
くるりの上海蟹の歌が好き。
マムアンちゃんも好き。


家の中がごちゃごちゃしてると、
すごく不快な気持ちになる。
全部!全部捨てたい!
昔は違ったのに、
ある時期から物に執着心がなくなった。
何でも捨てる。
いいの。
物がなくなっても、思い出は心の中にあるもん。

片付けても片付けても、
片付けない人がいると部屋はすぐにぐちゃぐちゃ。
整然とした場所じゃないと落ち着かない。
ひとりで暮らそうかな。
好きなものに囲まれて、ひっそり。
そして、好きな人を部屋に連れこむのだ。

いいな。
ひとり。