睡魔に攻撃されながら、
真夜中すぎまでおしゃべり。
意識は朦朧。
あなたはきっと、
そこはかとない危機感を感じていて、
脱いだ服をハンガーにかける。
そしてわたしを見つめてお話する。
どうでもいいって思ってみても、
そういういじらしさに弱いのだ。
目覚めたとき、
同じ部屋で眠っている人間がいることが不思議。
あなたもわたしも、
いつかはいなくなるけど、
この一瞬を共有しているなんて可愛いことだね。
話した内容よりも、
ときめいた瞬間のほうが忘れられない。
言葉だったり、体だったり、
めまぐるしいよ。
わたしは、
正しいことをしているつもりはなく、
ただ納得したことを、しているつもりだ。
考え方が違っても言い争いはなしで、
シンプルに、思ったことを会話できればすてきだと思う。
そんなふうに関わりたい。
誰とでも。
苦役列車を読んだすぐ後は、
何でこれが芥川賞を取ったのだと感じたのだけれど、
2日後くらいにじわじわきた。
それはもう、きた。
じわりじわりと。
読後感って、こんなにあとになってからくるものだったっけ。
あれ、もしかしてこれわたしの小説でもあるのか?とか思うくらい。
わたしも苦役列車に乗っているのではないか?とか思うくらい。
そんなものが書けるなんてすごいことだ。
酔いにまかせてそんな話をしたけれど、
読んでない人に話すようなことではなかったな。
まぁ酔っているからそんな話をしたのだけれど。
くらくら
きらきら
とけていくよね。
脳も、時間も。