ライスちゃん正式譲渡になりました
2月末に保護したライスちゃんが正式譲渡になりました。
ライスちゃん保護時
2月という一年で最も寒い時期に、1匹で県道の歩道をヨロヨロと歩いてた子猫ちゃん。
普通、2月は子猫はいない時季です。
前年春から秋に生まれた丈夫な子猫だけが生き残れる、それが野良の世界。
秋生まれの子猫は、体が小さかったりして、体力が無ければ、なかなか生き延びられない!
だから、そんな時期に小さな子猫が歩いていたからビックリして、車を道路脇に停車して、近づいてみました。
「ねこちゃん、どうしたの?」と優しく声をかけたら、怖がって後退り。後退りしたら、後ろは深い田んぼに落ちてしまうと、急いで車に戻り常備品の洗濯ネットを取ってきてゆっくりと慎重に近づきました。
あれっ?目が白い?不気味な目の猫だなぁ???
それが第一印象。
県道なので、次々と車が通りましたが、私のそばでスピードを緩めてくれる方もありました。
洗濯ネットを広げて子猫に近づき、バサっと被せて、保護成功!
弱っていて、力がないことは、ほぼ無抵抗だったから察することができました。
(ボールペンは大きさ比較のため対照として置いてみた)
助手席にペットシートを敷いて、その上にネット入りの猫ちゃんを乗せて、そのまま動物病院へ。
ぐったりして、ほとんど動きませんでした😰
《その日の医療記録》
2/27
保護した地名からライスちゃんにしました。
ライスちゃん…性別調べてない💦
felv/fiv検査は、陰性◎
体重800g
ノミダニはフロントラインスプレーで。
↓翌日の動画。鳴いてばかりで出てこない…😅
瞬膜が出て、白い目だったんです😅前日の第一印象はこの瞬膜のせいで、「おお⁉️」となったんです💦
猫は、具合が悪い時瞬膜が出っぱなしになります。
たまに猫の変顔で、寝起きの瞬膜が数秒間出てる写真とかありますが、そういうのとは違って、ずーっと瞬膜が出てるのは、具合が悪い時です。
↓白目に見えちゃう、目頭側から白い膜が出る症状
保護した日から食欲がありましたので、ライスちゃんはメキメキと体力をつけて元気に…
5日後には、瞬膜もだいぶ引っ込み目頭側だけに…
↓その2週間後、かなり、健康になってきた感じ。よくみると、まだまだ、痩せて力が無さそうな下半身の脚周り。
保護すると、日に日に毛艶がよくなり、毛も綺麗になりますネお風呂には入れてないんですよ。(猫を保護したら、体力が回復するまでは、お風呂に絶対に入れないでください!お風呂なんて入れなくでも猫は綺麗になりますので!)
人馴れ修行
馴れてそうな子猫だったけど、臆病な子猫、ライスちゃんでした。
子猫らしくオモチャは大好きで、猫じゃらしを出すと、他のお兄さんお姉さん保護猫に負けず、遊んでました。
でも、なんか、力関係に気を遣うライスちゃんでした。
思い切り、遠慮なく自由奔放に遊ばせてあげたい。文化財三兄弟(ペッパー・ソルト・セサミ)やトリュフに遠慮してる感じもある…
人間には推し測ることのできない、猫界のカーストが存在するのか…?
結局、ライスちゃんは、他の猫に遠慮して、人間に馴れ馴れデレデレって状況にはならず…
譲渡会参加
ライスちゃんは、譲渡会には連れて行きやすい猫ちゃんでした。
ライスは大人しくて、大人猫と仲良く寝てるタイプなので、寝てるところを撫で撫でして、洗濯ネットに入れてキャリーに入れて、譲渡会へ
4/16が、譲渡会デビューでした。
下記、猫じゃらしメンバーのみぃさんのブログから。
この時も、可愛いと言われましたが、人馴れ度が不安で抱っこはご遠慮願いました。
そして、ゴールデンウィーク最終日の5/7の譲渡会で、運命の出会いが
猫じゃらしメンバーのみぃさんがブログにアップしてくれました。
その後、ライスちゃんを迎え入れるご準備が整い、トライアルへ❣️
本気のトライアル
猫じゃらしでは、本当にお迎えするという“本気”のトライアルをお願いしています。
慣れない環境で、1週間鳴く猫ちゃんもたまにあります。それを受け入れて、耐えれるかという事も含めてのトライアルです!
ライスちゃんも、2〜3日ぐらいは鳴いたようです。でも、それはもしかしたら、先住猫ちゃんと遊びたかったからかも…
トライアル開始から、日が経つに連れて、表情が変わっていくのをご覧ください✨
先住猫ワビちゃんも、そんなに嫌じゃないご様子❣️
仲良く見えますよね
それに、大勢の保護猫の中に居ても、なかなか人馴れが進まなかったのですが、すっかりご家族の中でくつろいでます
正式譲渡決定❣️
2週間のトライアルを経て、ライスちゃんは正式譲渡になりました。
名前は“うるる”ちゃんになり、本当に幸せになりました
うるるちゃん、ワビちゃんと仲良くね❣️
里親様、末永くうるるちゃんをよろしくお願いいたしますm(_ _)m