餌やり禁止はもう過去の話だと思っていました。


猫は、野良猫であっても、家で飼っている猫であっても、”愛護動物”なのです。


餌をあげていた人が、“愛護動物”に対して、給餌しなくなるということは、虐待に相当します‼️


それを、TNRに関する認識が低く、環境省や県の方針を知ろうともせずに、不勉強な役場職員が、堂々と“猫に餌を与えないでください。”という看板を掲げている。


信じられないですガーンホントにもう💢


琴浦町、TNRが進まない町。


昨年度、ローカルテレビニュースで、琴浦町の中の一集落の取り組みを取り上げられ、さも地域猫がすすんだかのように見えたけれど、役場の実態はこの程度なのです。


鳥取県中部でただ一町だけ、私たちボランティアの介入をやりにくくしている町、それが琴浦町


私たち猫じゃらしは、昨年度鳥取県中部で500頭のTNR実施に関わりました。毎日毎日、動き回り、ずっと運転してる感覚になるほど、住民の懐に入り込んで、説得して、野良猫を減らすために骨身を削りました。


TNR無くして、野良猫問題の解決無し‼️です。


だれよりも一番TNRしたからこそ、堂々と私たちは信念を述べさせてもらいます。


猫愛護派や餌やりさんと、猫苦情者さんや猫被害者さん、両者のお気持ちを一番聞いてるのも、猫じゃらしだと確信してます。現場へ足を運んで実行してるのは私たちであるという自信があります‼️


役場さんは野良猫TNRのために動かれましたか?と言えるぐらい私たちの方がやってますので‼️というか実際「捕獲」って作業は、役場は手を出せないのだから。だから、TNRは、全国的にボランティアと協働で!という動きになっているのが現状です。


↓琴浦町浦安に設置してあった看板




2箇所にこの看板があったのです!


「餌をあげないでください」と言う言葉はNGワードだと、何度も書いてますし、昨年度の勉強会でも講師の先生も言われてました。


役場職員も来ていたはずなのに、頭に入ってないんかい⁉️💢


“餌やり禁止看板”は、住民の対立を深めるだけですよ。


対立が深まれば殺人事件でも傷害事件でも何でも起きますよ!


猫の殺傷事件も起きますよ。


町を犯罪の温床にしたいのですか?琴浦町よ!


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コロナ禍で”マスク警察”という言葉が出てきましたが、あれは、「マスクを着用」が“正しい”“正義”だと思い込んだ人が、マスクをつけてない人に暴行を加えたりして、ちょっとした事件にもなりましたガーン


一般人が、なんのつもりで人を成敗するのか⁉️


感染予防のマスク着用は良いのですが、一般人には人をジャッジする権限はないし、成敗もしちゃいけないのです!


世の中の正義と自分の正義が一致したら、外れてる人は攻撃してもいいのかい⁉️


カン違いな輩が出てくるから、政治や行政は言葉を選んで慎重にするべきなんです‼️


「猫に餌を与えないでください。」という行政のメッセージ(国や県の方向性と真逆で間違ってる)が、住民の“正義”の方向性を容易に間違った方向に向けてしまうのです。


この「猫に餌を与えないでください。」という言葉を後ろ盾に、猫嫌いさんや猫の糞尿被害者は、大きな力を得て、勢いづきます。


そして、餌をあげている人を“村八分”的に攻撃して、コミュニティーのはみ出しものとして、吊し上げ、仲間はずれにするのです。


町役場は、そんなシナリオになることを想定しなかったのか?


人権侵害を奨励するようなものですよ!


今は、鳥取県中部の琴浦町以外では、“野良猫問題”

で住民を置き去りにするような方向性は全く無いです。


TNRを推進して、とにかく猫の数を減らしましょう。苦情を減らしましょう。っていう方向性なんです。


動物愛護の勉強をしてると“受忍限度”という言葉が出てくるけど、外に野良猫の数が多ければ、猫の被害者さんとしては、まったく受忍できなくなります。


頭数が少なくて、1頭や2頭の野良猫が居て、一代限りの命とわかっていれば、「まあ、いいか?」となるのが人情です。


人や猫に対して鬱憤を晴らすために危害を加えることは無くなると思います。


だから、鬱憤が大爆発する前に、TNRをやりましょうよ❣️


野良猫を減らしましょうっていう事なんです。


法的に、それ以外、手を出せないからなんですよ‼️


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琴浦町は、野良猫の助成金申請をやたらハードル高くして、他の市町には無い”自治会長の押印”が条件になってます。アホか?と言いたい。


どこの自治会長が、野良猫だ飼い猫だと、観察してるの?そんなことするわけないでしょ?


自治会で取り組ませたいからというなら、町役場として、そういう取り組みになるよう打ち出しをして欲しいです。


今のままでは、ただの高いハードルで、無意味な要件です💢


1人あたりの申請頭数上限も、やる気のなさを感じますし、現地への確認にも行ってない、現状知らずの、対策知らずのやることです。


対策は、一頭残らずTNRです!


1頭の取り残しがあるだけで4年で元の頭数に戻ると保健所の先生が言われてました。


15〜20頭いる野良猫たち、そこでたったの3頭手術しても、全くの無意味‼️って事なんです。


昨年、琴浦町で、自腹で手術費用出すと言われた方の手伝いをしたことありますが、高齢の方で、写真と領収書を無くしてしまわれて、申請できませんでした。


野良猫を増やしている人は、だいたい高齢者が多いです。


申請の手順を簡素化してくれないと、パパっと申請できないと、お年寄りは、物を無くしてしまうのです💦


この町で、野良猫の虐待や、虐殺が起きたら…


町は、どうするのだろう?





↑この看板の撤去を、直ちに行うよう、ここに要請します。


看板を見ただけで、野良猫問題を四六時中考えてる私なら“住民の対立”が目に浮かびます。


役場が率先して弱い立場の人を攻撃する材料を作るようでは、ダメだと私は思います。



琴浦町のTNRが進まないワケ




猫じゃらしは、住所は琴浦町ではありませんが、鳥取県中部で活動している団体です。


野良猫問題に、心を痛めている住民の方を何人か存じ上げているから、私たちはその方たちの力になりたいのです。


↓Googleストリートビューより



鳥取県ホームページでも取り上げられた琴浦町だけど、実態は…


↑琴浦町でこの地区だけですかね?成功した場所は。


このモデル地域をもっともっと広げて欲しい。


協力する人、率先して猫問題に関心を持ち、問題を解決しようとする住民が現れたら、良いと思います。そうなるように方策を講じるのが役場に求められています。


猫問題が平和的解決することを望んでいます!