オシッコ出にくいオス猫

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今日は、会陰尿道瘻形成術を受けた我が家の大福のことを書きます。



オス猫を飼っておられるみなさん、おしっこが毎日ちゃんと出てるか確認お願いします!


いきなり、こんなこと書くのは、本当に命に関わるからなんですガーン


我が家にも、飼い猫と保護猫合わせて15頭のうち、6頭がオスです。


オス猫は、尿道が狭いそうです。


たしかに、メスとオスのおしっこの音を聞いてると、違いがあるような気がします。


若い猫は、自由気ままで、我が物顔で暮らしてるから、ストレスなさそうだから、膀胱炎の心配はしてないのですが…


少し大人になってる神経質な猫が、頭数が多いためか、ストレスからくる特発性膀胱炎などにかかりやすいように感じています。


↑孫が来て、猫用におもちゃ出しっぱなしで…メチャクチャですが。

大福は、あらぬところで(オイ、そこトイレから外れてるから💦)オシッコをきばってました😰


トイレに誰かウンチしてたのも嫌だったのかも。


こうなったら、ちゃんと出てるのか?出てないのか?確認が必要です。


また、ここで、飼い主が、必要以上に神経質になると猫に伝わって、余計に症状が出ることがあります。


いいよ〜いいよ〜^_^ どこでもいいから、オシッコが出ることが重要ネ〜😅 お母さんが後できれいに拭いて、お掃除しますからネぇ〜笑い泣き


ぐらいの気持ちで❗️


さて、それで出てないとなると、病院行きです。



↑オシッコ出ないので、尿道にカテーテル入れて出してもらいました。鎮静下なので、眠ってます。


ご存じない方のために、書いておきますが、尿道に結晶が詰まってるので、なかなかカテーテルが入らないです😰


うろ覚えですが、注射針を最初に挿入されたように思いました。


カテーテルを尿道口から膀胱内に挿入して、中の尿を抜いて、検査に出して、膀胱内を生理食塩水で洗浄されます。


きれいな生食を入れるときは、清浄なシリンジで。


抜き取るときは、別のシリンジでされます。


つまり、清浄な液体を注入しては、結晶や血尿混じりの液体を吸い取るという作業なので、同じシリンジを使うわけにいかないから、大変な作業だと思いました滝汗


この作業を、膀胱に注入した生食が透明になるまで、何回もされるのです。膀胱内の結晶を全て洗い流すというイメージだと思いました。


先生、看護師さんありがとうございます😭





↑鎮静から覚めて、自宅で。なんとなく、とろ〜んとしてました。




↑ヘソ天ポーズが大好きな大福くん❤️


保護猫の中でも、シロキジ軍団(4頭のオスたち)が近づくと、ナーバスになり…。ついには、納戸に一日中隠れるようになってたのです😰


そりゃ、相当ストレスだ滝汗


今年の春から、大福は、カテーテル導尿をもう4回もやってもらってるし…ニヤニヤ


療法食でも、あまり改善がみられないケースということだなぁショボーン


先生も手術を提案されて、私も、すぐに同意しました。


なぜって、去年里親さんの元に行き幸せになってたバジルという猫が、今年9月に亡くなったのです。


里親さんから状況をご連絡をいただいてたから…


↑この中の黒猫ちゃんでした。


まだ1歳半ぐらい。


もとから尿道が細くて詰まりやすかったようで、亡くなる2週間前から膀胱炎で診てもらっていたんですが9/11に急に調子がおかしくなって、膀胱の詰まりを取る手術をしてもらいました。手術は無事に終わって二三日で退院できる感じだったそうですが、その後心臓が止まってしまいました。


先生が心臓マッサージをしてくださったんですがだめだったそうです。


膀胱炎は、軽くみてはいけない!この出来事が、私の心に刺さりました。


バジル(ずっとのおうちではクロエ)が教えてくれたと思ってます。ありがとうございました。


クロエちゃんのご冥福をお祈りしています。


大福も、同じなんです。


小さい頃から、猫の頭数が多くなかったときから、オシッコに行っても鳴きながらトイレに入ってることが多い子でした。


ロイヤルカナンのペーハーコントロール1とか2を大体食べさせていました。


その他の雑多な猫たちのももらって食べることもあったでしょうが…


ロイカナのPHコントロールが変わって、ユリナリーSOも食べてました。


それでも、オシッコ出にくいのが続き、膀胱に溜まってしまい、出てない状態が一番命取りになるだろうと考えてました。


また、ぐったりしてからでは、手術しても手遅れになるかもしれないと、常に大福のトイレ問題に目を光らせてました✨


24時間オシッコ出なかったら、命の危機!クロエちゃんが身をもって教えてくれた事、肝に銘じてるよ。


そう思って、膀胱の溜まり具合を診てもらうため、動物病院に頻回で行きました。


でも、本当に詰まってカテーテルってのが多くなると、尿道も傷つくと聞きました。


手遅れにならないうちに手術だ‼️


そう決心しまして、10月29日(金)に手術をお願いしました。


手術の名前は、


会陰尿道瘻形成術!


難しそうな名前。

えいんにょうどうろうけいせいじゅつ と読むのではないでしょうか?

↑この術式を検索されたら詳しく出てくると思います。他にも微妙に違う名前の術式が出てきます。私も、先生から聞いた時、“えいん”しか耳に残ってませんでした滝汗

今までの尿道内の粘膜を、新たに形成した尿道に貼り付ける(縫い付ける?)など細かい説明を受けましたが…

先生、手先が器用ですね〜✨と感心しながら聞いてて、凡人の私には完全理解できてなく、感心感動しかなかったです滝汗


手術の日は、先生の神の手に委ねることにして、大福の無事を祈りつつ、TNRに奔走してたようです。だってその頃のiPhoneのアルバムには、野良猫の写真ばっかり…💦


大福は手術の翌日に、カテーテルを抜いてしまってたそうです滝汗


カテーテル再度挿入、エリザベスカラーは二重になった?









↑フードもほとんど食べてない。入院中はそんなもんです。



↓退院した翌日のお尻の様子痛々しいね笑い泣き







↓カテーテルついてるけど、トイレに行ってました。


↑エリザベスカラーが傷口に当たって、出血しているような気がする。と先生に相談したら、もう少し病院でみてくださることに♪


心配だけど、自宅で心配するより、はるかに安心❤️


↓カテーテルを抜いてもらって退院🎵食欲あり❣️






↓今ではこんなにきれいになりました✨




↑ほら綺麗でしょ⁉️




すみませんね、お尻の写真ばかりで滝汗


手術前に、手術の流れや、起こりうるリスクや予後についての説明があり、その中で、神経が傷ついてしまった場合、排尿をする際、括約筋をコントロールすること神経がうまく働かなくなったら、オシッコが垂れ流し状態になる場合も有りうる…


少ない確率だけれど。


と言われました。


私は、人間でも、動物でも、手術の際にはリスクが必ずつきものだと思ってます。簡単な治療だって何かしらリスクがあるかもしれない。個体個体によって、何が起きるか予測できないと、思ってます。


私が帝王切開で我が子を産んだ時も、もしかして、何かが起きて、死ぬかもしれないんだ!って少ない確率でも、わからないから…


そう覚悟していました。滅多に起きないレアなケースを自分に当てはめて、手術しないってことにはならないです。


高い確率で、成功することなのに、恐れていてはいけません‼️


これは、猫の不妊去勢手術の際にも言えることです。


野良猫が異常に興奮しすぎてて、麻酔が効きすぎたのか(?)亡くなったりすることは、数千頭に1件ぐらい有るような気がします。それが、外でよく可愛がって下さってた猫だったりすることも…


まあ、リスクリスクってマイナスなことばかり考えないで…


退院後、ずっと観察してますが、大福は、ちゃんとオシッコをコントロールできてます!良かったよ❣️


メス猫が大量にオシッコするような音を立てて、オシッコしてます(=^x^=)


いいじゃないの〜🎵いい音だ♪♫


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私は、亡くなったクロエちゃんが教えてくれたと思ってます。


猫は、オシッコが詰まると死んじゃうよ〜。って。


これ、本当なんだ!って、突き刺さるほど教えてくれた。


ボーッとしてたらダメなんだ!


早く病院に行くことなんだって。教えられたから、今後も、オス猫のトイレ問題、注視していきま〜す


(=^x^=)