母の思いとプレッシャー | シンガポールで不妊治療

シンガポールで不妊治療

結婚8年。在シンガポール6年。
シンガポールで不妊治療を本格的にはじめて1年半で第一子妊娠、出産。現在36歳。働きながら二人目不妊治療を再開したところ。

2度目の移植がダメだった2週間後に、法事があったため1週間ほど東京の実家に一人で帰った。(夫は仕事のためシンガポール残留でした)


私が実家でぐうたらしている時に、母が少し遠慮がちに、私の顔色を伺うよな顔つきで、


「はい、これ。お守り。子宝に効くみたいよ。ママも一生懸命お祈りしてきたからねっ!」


と・・・。


30歳を過ぎたあたりから、

「あんたも、さっさと子供産みなさいビックリマーク


と言われるようになり、


「はいはい汗

と聞き流し・・・これが2年半ほど続き、
33歳ぐらいになったあたりで、私もこの母の無邪気なコメントに苛立ち、


「あたし、不妊治療してるから。そう簡単に妊娠しないからむかっ


とピシャリと言い放ち、
母を黙らせることには成功したものの、
同時に『腫物』認定されたのでした。


我ながら、心が狭い人間だな・・・
と思うけど、、本格的な不妊治療をし始め、なかなか良い結果が出ない日々に悶々とする中で、たとえ親であろうとも、


「子供はまだなの?」


的なことを聞かれるのは、辛すぎるダウン


だから、高度不妊治療を始めてからは、知り合いからその手のことを言われる度に、


「なかなか授からなくてねー。なので不妊治療してます!」


と堂々と宣言するようにした。
すると、その後は二度とその手の発言はされなくなる。


その代り、この手の話題になると急に私は『腫物』になる。


なんだか、気を遣わせてしまって申し訳ないなと思うけど、自分の心を守るためには仕方のないことだと言い聞かせています。


さて、話を戻します。


母から遠慮がちに差し出されたお札とお守り。。

正直、、イラッとしちゃったけど、


「はいはい。ありがとうねー。」


と言って、中身を確認することもなくスーツケースにポーンと入れる。


シンガポールに戻ってからも、
スーツケースからは出したものの、そのまま開封もせず暫く放置。。。

しかし、三度目の移植サイクルに入る頃に、
ふと・・・開封してみた。

お札には、家の中で目に付くところにこのお札を貼りなさい。

と書いてあったので、リビングに貼ってみる。

そして、母から「子宝のお守り」として渡された持ち歩くタイプのお守りを見てみると・・・




お金お金商売繁盛お金お金


と・・・書いてあるじゃないかぁーーーDASH!DASH!


おかぁちゃーーーんんんん!!
テキトー過ぎやしませんかぁーーーー!?!?

でも、ちょっと笑ってしまったにひひ


でも、これも母の気持ちは気持ち。
これから大事にこの『商売繁盛お守』を持ち歩くことにしますクローバー





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