自分自身に感じる価値の無さを埋めるための努力でなく、自分と周囲の人が幸福になるための努力をしよう | 働くをワクワクに。生き生き働く職場づくりを考える社会保険労務士のブログ

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社員がやりがいをもって、自ら考え動く会社は成長します。
心理学を用いて、生き生き働くための職場づくりのためのヒントや、幸せな働き方をお伝えしています。

人が欲しがるもの。

 

やりがいのある仕事

お金

人がうらやむような地位・・・

 

なぜ欲しいのかと言えば。

突き詰めて考えると「幸福になるため」。

やりがいのある仕事をしたいのは

それをもって幸福になりたいから。

お金が欲しいのは

幸福な気持ちをもっと満たしたいから。

地位が欲しいのは

もっと自尊心を高めて

幸福な気持ちになりたいから。

 

でも、日々生活していると

何のためにそれを欲していたのか

忘れてしまうことがある。

 

欲しがっていたものが目的化してしまう。

今が苦しかったり辛かったり

周りに苦しい思いをさせていたり

それを欲しがっていても

自分も周りも満たされていないのに

欲しがっているもののために

がんばり続ける

手に入らないと幸福な気持ちに

なれなかったりもする。

 

なぜそうなってしまうのか。

それは自分が自分に感じている

人としての価値の無さを

仕事やお金で満たそうとしているからだ。

自分自身の価値を他のもので

埋めようとしているからだ。

 

幸福は感情。

「ああ、幸せだな」と思うその時の感情。

幸福はいつか手に入るものではなく

何かを得て幸福になるのものではなく

人はいつでもその場で

幸福を選べるということなんだ。

 

だから幸福を選ぼう。

自分が欲しがっているものは

無価値観を埋めるために選んでいないか

時々見直そう。

そうすれば本当に

大切なことが見えてくる。

 

人はただ幸福になりたい。

幸せな感情を味わいたいだけ。

それを思い出そう。

目の前にあるたくさんの幸福を

ちゃんと感じる時間をもとう。

 

私もついついそれを忘れて

大事でもないことを目的化している。

本当に大切なものを忘れてしまう。

 

昨日も、忘れてしまった。

思い通りに動いてくれない

息子にイライラ。

今、私の思い通りに息子が動くことは

育児の本当の目的じゃない。

だからそんなに

イライラしなくてもよかったなあって

後で思うんだよね。

幸福の手段が目的化してないかな?

常に考える習慣をもちたいものです。