映像を使いながらの実習を行いながら考課者訓練。
即実践できそうな、有益なものでした。
「人」を見るな、「行動」を見よ。
は、人事考課の大原則ですが、少し気になったのは、
講師の方が、ビデオを見ながら、
「ほら、ここ、返事をしない、ですね。これ、行動です、ここをチェック。」
というように、たくさん「~しない」を行動として取り上げていました。
応用行動分析の見地からすると、「~しない」は死人でも出来ることなので行動ではない、という大原則がありますので、どうしてもそれが気になってしまって。。。
「返事しない」「聞き入れない」「提案しない」「協力しない」等々、たくさん人事考課の際には出てくることでしょう。
一般的にはこれらは不作為の行動と伝えたほうが、もちろん分かりやすいです。
考課者訓練用のシートには、「行動」の欄がありますが、ここにこのような不作為の行動を書き込んでいくわけです。
ただ、私にはどうしても違和感があるので、行動とは別に不作為という枠を作ってみようと思っています。
どちらにしても、この考課者訓練はとても納得性が高く、効果的と感じました。
ぜひ、お客様にも提供していこうと思っています。
昨日の行動分析★ 「セミナー参加」強化のしくみ
先行条件 | 行動 | 結果 |
セミナー開催のお知らせがある |
参加する |
ネタが手に入る↑ 時間が減る↓ お金も減る↓ |
セミナーに参加するには、多くの嫌子もあるのですが、それ以上にいいネタが入ることを経験しているので、参加出来るのだと思います。