ジンテーゼ

疼き出す憂鬱はオレンジ色
窓越しになぞった飛行機雲
西日差すカーテン揺れてる影
バカだねと笑って何処かに消えた


いつの間にか浸りきった 心地のいい 甘い痛み
救いの無い世界よりも 楽になれる気がした
それでもまだ足もとには 剥がれ落ちる 鈍い痛み
かき集めてシロップ漬け 漂ったら泡に変わる


テーブルの上には枯れゆく花
もう水は差さずに眺めるだけ
麻痺してる悲しみ確かめれば
重なった未来も怖くないかな


目をつぶって怯えてても 明日は強く 腕を引いて
まだ知らない景色の待つ 外へと連れ出すから
深い眠り沈む前に 邪魔なだけの 鈍い痛み
かき集めてシロップ漬け 漂って泡に変わる


いつの間にか浸りきった 心地のいい 甘い痛み
救いの無い世界よりも 楽になれる気がした
それでもまだ足もとには 剥がれ落ちる 鈍い痛み
かき集めてシロップ漬け 漂って



メランコリック

メランコリックな日差し 太陽がいっぱい
気がふれてく夏 真昼の夢
つたえたい感情 つなげたい愛情
かなり僕は重症 ちぎれたまま
ボンヤリ 気持ちは行方不明
沈黙 切り裂く蝉の声
現実捧げて伸ばした手は未来まで届くかな?


なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ
もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそう


降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。


メランコリックな夜 朽ちかけてく月
不安は進行形 喘いだ夢
目にあまる絶望 手にあまるのは希望
わかんなくて失望 宇宙の底
遠くで はなやぐ笑い声
花火 刹那的に消えた
風でとばされてた願いもどっかで咲くのかな?


なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ
だから お願い 声を聞かせて すべて失くなってしまう気がしたら


降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。


あんなに 日溜まり はしゃいでた日
いまじゃ忘却の彼方さ
確かな光に伸ばした手は未来まで届くはず


なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ
もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそうで
壊れながら 失ないながら 僕らは加速してつき進む
我を忘れ 時を忘れて いつかセツナイモノに変わったなら


降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。
洗い流して、雨。洗い流して、雨。


本日は晴天なり

ここで見てる そこで見てる物語巡っている
今とは言わないけれど いつか描く事だけ出来るように


欠けたピック 適当に持って無造作に歪んでいく
爪が割れていくのがリアル
午後にでも出かけてみようか


切り刻むように 切り刻むように少しずつ色褪せて
思い出す度 思い出す度美しく彩るよ
freedom freedom egotist


ラット踏み付けディレイ噛ます
繰り返す恐怖のエコー
孤独と言うか?
そう言う君の不条理と何が違うんだ?


切り刻むように 切り刻むように少しずつ色褪せて
思い出す度 思い出す度美しく彩るよ
freedom freedom egotist


わかってるのに わかってるのに少しずつ色褪せて
思い出す程 思い出す程美しい嘘になる
こんな思い出 そんな思い出色褪せずいてほしい
freedom freedom egotist


ここで見てた そこで見てた物語とぎれてる
今日は塞ぎ込んで またすぐに少しずつ描いてみよう



春咲センチメンタル


拝啓。
君は元気ですか? 初めて手紙なんか書きます。
僕はなんとなく元気です。 独りにも少し慣れました。
帰り道、夜の公園が満開の櫻だったんで、
君の事を想ったりしてます。


まっ黒い空にうかんで櫻はあえいでいるようです。
世界の微熱があがるから景色が歪んで見えてきます。
それが恋のせいなら、きっと、いつか僕らは虫の息。
最期の蕾がひらいていきます。


ハローハロー聞こえますか?
僕は僕でいれますか?
祈る手に花びらです。君に触れたようです。


あざやかな色で音をたてて櫻が咲く。
君の声を追いかけてく。こぼれてくる恋のカケラ。
見上げたなら、花降る春。


あったかい風が吹いてきます。もうすぐ春の嵐が来ます。
狂ったように咲いてるけど、いずれは散りゆく運命です。
それが恋にもよく似ていて、いつかの僕らにそっくりで、
思い出し笑いしてしまいます。


ハローハローどこですか?
僕に何ができますか?
探す手に花びらです。君に触れたようです。


あざやかな色で音をたてて櫻が咲く。
繋いだ手が離れていく。こぼれてくる千の願い。
見上げたなら、花降る春。


舞い散る櫻で君の顔が見えなくなる。
淡い夢が覚めてくから、こぼれるのは涙で────。


あざやかな色で音をたてて櫻が咲く。
大切だったものは全部、この木の下に埋めていくよ。
目の前には、別れる春。
見上げたなら、花降る春。


僕の上に、僕の上に、そっと─────。



「冬の海は遊泳禁止で」

冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ
映画でしか見た事ないような船が来るから ここで待ってよう
ウミネコの巣は 岬のはしの灯台の上にあるけど
乗りおくれたら最後だから ちゃんと水平線を眺めてなきゃ


僕ら はずみで首をしめたり 心までしめたりしてしまうけど


ねぇ ねぇ 僕の目を見て
ねぇ ねぇ そらさないで
ねぇ ねぇ 四六時中
こんなにも 大好きで 大好きで


冬の海は水銀みたい 太陽は溺れていく寸前
きっといつか流した涙もこの海に帰っているんだね
ウミネコの巣で身を寄せあって ヒナ逹が眠っているように
僕逹も体をくっつけて 2人の体温であたためあおう


笑っちゃうくらい 動きたくない ここ以外 行くあてもないんだけど


ねぇ ねぇ 僕の目を見て
ねぇ ねぇ そらさないで
ねぇ ねぇ 四六時中
こんなにも 大好きで 大好きで


ねぇ ねぇ 僕の目を見て
ねぇ ねぇ そらさないで
ねぇ ねぇ ちゃんと見ていて
ねぇ ねぇ 離れないで
ねぇ ねぇ 例えばこれが
ねぇ ねぇ 嘘だとしても
ねぇ ねぇ 四六時中
こんなにも大好きで 大好きで


大好きで────。


冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ
灯台の明かりは届くかな?
そして僕逹もいなくなっていい感じ