これは以前見たことあって、本も読んだはず
だけどいまいち思い出そうとしたら
はっきり記憶が浮かばなくて
確か名作だと思ったのにと考えて
僕には珍しく家でリバイバル上映してみました
七日しか生きれない蝉がもし八日目も生きてしまったら
それは一人取り残されて不幸だと言ってた
だけど考えが変わり八日目まで生き延びた蝉は
誰も見れない珍しいものが見れるかもしれないと
その生涯を前向きに捉えようとする
ずっとドキドキさせられる映画でした
血のつながりがないけど、愛した男の娘
それを誘拐して愛しく育てる
全ては娘のためにと必死に生き抜く偽りの母
物事は右から見るか左から見るかで全く違った風景が見える
彼女犯罪者なのに色んな状況から同情の気持ちさえ芽生える
でも本当は被害者は本妻であり、娘なのに
本妻は誘拐から取り戻した娘の子育てに苦悩する醜い姿が描かれる
あと小池栄子もすきですね。
泥臭くて、何の役しててもどっかに何か魂胆を隠してそうな
一番現実にいそうな女性。
それでいて秘書とかやると秘密持ってそうな感じでもできるし。
ああ、でも好きやから贔屓目に見てるのかもしれないな
とにかく★5の好きな映画でした