駆け込み女と駆け出し男 | Turtlewalk

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亀の歩み。遅てもええやん。自分のペースで歩いたらええやん。

 

時々見たくなる時代劇

 

最近は昭和初期の古い写真とか見るのが好きです

 

ブラタモリとかもいいですよね

 

その昔、離婚(離縁)するにあたり

 

男からは三行半突き付けて、国へ帰れと

 

嫁を離縁することはできたのに

 

女からは別れてくれては言えない世の中だったそうな

 

なんたる男尊女卑

 

ここには満島ひかりさんが出てます

 

愛人役ですが愛人でも勝手に離縁出来ないのかな

 

眉を消してお歯黒で登場します

 

お歯黒って、昔、宮中で虫歯だらけの天皇に拝謁するときに

 

その天皇を気遣ってこちらも歯を黒くして

 

口の中が黒いのは普通ですよと見せる為にしたって聞いたことあるけどほんまかなあ

 

そんな時代。女性を救う措置として駆け込み寺がありました

 

夫から離れてそこで2年暮らせば

 

離縁してもらえるというもの

 

ただし、そこでの生活は修行僧並みの厳しいもの

 

2年経つうちに夫の気持ちも和らいで離縁してもいいかなという気になろうというシステム

 

駆け込む際に軍資金が潤沢な者は寺の中に階級があって

 

最も金が有れば何も作業せずとも大奥の姫君のような暮らしができる

 

その寺の門前に寺との仲介をする御用宿というのがある

 

そこに医者見習いで現れる大泉洋

 

あまり好きではなかったけど、この作品の彼はなかなかに好きでした

 

駆け込んだ先のお話。駆け込まれて残された者のお話

 

仲介してる人たちのお話。それぞれのドラマを興味深く見れました

 

オカマは、大奥しかり女だらけの世界観って好きですからね

 

みんな早口なのは江戸っ子だから?よくわからんけどそれ気になりましたw

 

とにかく粋な映画でした