明けてしまいましたね
あけましておめでとうございます
ほぼ誰も見なくなったのに誰に言ってるんでしょうかねw
写真デカイなw昨年中に読んだのですが
「筒井康隆」の作品です。実は彼の作品は初めて読みました
アメトークの読書芸人でカズレーザーが紹介していました
作者は色々実験的な作品を書いてるとのことでしたが
こちらは世界に50音がなくなったらという仮想で物語を綴っていくという斬新さ
アメトークの中でも言ってましたが
その昔、「幽遊白書」という漫画の中の能力者で
そいつが決めた言葉を言ったら魂を取られるというのがあって
早々に飛影が取られてしまい
後にキーワードを変えて50音が「あ」から順に使えなくなると蔵馬が提案して勝利した。
というのがあったんですが
これの元ネタがこの小説だということでした
小説の冒頭の章は世界から「あ」を引けばという題で始まってるんですが
お話は、もしも50音がどんどん消えていったら。
それでもお話を書くことは成立するかどうか。それを実験的にしてみようと話をすすめてるんですが
この時すでに「あ」は使われずに話が展開されていきます
これは実験的なものなので物語が素晴らしく感動するというより
文字が使えなくなっていってもなんとかしのぎながら文章が綴れていることに感嘆します
幽遊白書と違って消えていくのは「あ」の次は「い」ではありません
作者が考え抜いて大丈夫そうなものから消えます
そでも本当すごいです。