続きまして、膝下裏面。
膝を曲げて立てます。
膝を立てることによって、ふくらはぎの筋肉の緊張が緩み、より深くアプローチすることができます。うつぶせで伸ばしながら施術するより深く、無理なくほぐせると思います。
片足の膝を立て、ふくらはぎにオイルをなじませ、下から上に手全体を使って流しあげます。はじめは少し弱く浅めに、段々強く深くしていきます。
次に両手を使って交互に流しあげます。
次に、両手の指の関節を直角に曲げて指先を当て、アキレス腱辺りからふくらはぎの真ん中のラインを押し上げ、膝下にある膨らみまでいかせます。
膝裏のふくらみはコリコリ滞っている場合があるので、丹念にほぐしていきます。
次に膝裏からふくらはぎの半分を掘り上げるように筋肉をほぐします。
両手で交互にアキレス腱まで下がりながらほぐします。この時、固い所があればじっくりほぐしていきます。
また、親指の下のふくらみ(母指球)で押し上げると当たりがソフトになります。
冷え、むくみの多い方は多少痛いですが、続ける内に筋肉がほぐれ気持ちよくなっていきます。
また、揺らしたり、震わせたりという手技を織り混ぜて、芯の固さが抜けてくるまでやっていきます。
この時期、女性は、寒さからくる、冷え・むくみが気になります。
このふくらはぎオイル流しを受けると、ふくらはぎの奥の筋肉がほぐれやすくなり、かなりすっきりすると思います。