名古屋高校のサッカー部は、皆様ご存じの通り、この正月時期に行われた全国高校サッカーに愛知県代表として見事念願の初出場
初戦を突破したどころか快進撃は続きベスト8まで進出するという見事な戦いっぷりでした。開会式での感動を呼んだ田中主将の選手宣誓も記憶に新しいところです。
優勝候補や全国屈指の強豪校とも正々堂々と渡り合い、「名高のサッカーはさらに進化できるし全国で十分に戦える」と監督も選手も自信を深めたのではないでしょうか（素人が勝手な見立てですいません）
大会での選手たちの動きがJリーグチームの目にもとまり原選手はコンサドーレ札幌への入団が決まり既に試合でゴールも決めています
ハーフタイム中に参考書や過去問を開いていた様子はXでもバズっていましたが、サッカー部員の文武両道への意識は山田先生（監督）の「サッカーを通じた人間形成」という信念に起因しているのだと思います。部員の勉強への取り組みは下記記事ぜひご参照ください。
（NumberWeb様より）
名高のサッカー部では毎年HPなどで卒業生の合格大学を公表しています。県内の私学強豪部でこのような公表を見たことがありません。それを見ても生徒たちはサッカーで全国大会目指し部活に全力で取り組む一方で、勉強に関してもサッカー部で培った集中力と気力を武器に全力で挑んでいることが想像できます。
名高サッカー部
大学入試結果
＊2024.4.6現在
＊HP公表分を転記
国公立大学
横浜国立大学 1名
名古屋大学 2名
名古屋市立大学 2名 （薬1）
福井大学 1名
大阪大学 1名
神戸大学 1名
広島大学 1名
選手権メンバーで名古屋大学・名古屋市立大学・広島大学へ合格した生徒もいます。正月過ぎまで全国大会に出場しながら素晴らしい結果を残されたのは普段からの努力があってのことかと思います。
私立大学
＜関東＞
慶應義塾大学2名
早稲田大学2名
東京理科大学1名
青山学院大学4名
明治大学3名
中央大学1名
法政大学2名
＜中部＞
愛知医科大学1名
南山大学18名
名城大学12名
愛知大学2名
中京大学6名
中部大学2名
愛知工業大学5名
大同大学1名
＜関西＞
同志社大学11名
関西学院大学2名
立命館大学2名
近畿大学2名
大阪医薬大学1名
海外1名
地元南山の18名をはじめ早慶・GMARCHクラスにも合格者を輩出。関西では同志社・関学・立命館と部員の学習への意識の高さ・ふだんの努力が伝わってきます。
有難いことに山田先生とは直接交流させて頂く機会もあるわけですが、未来へ向かう子どもたちが名古屋中高での生活を通じて、サッカー部で過ごす時間を通じて、サッカーの技術向上云々ももちろん生徒にとっては重大ごとなので、コーチの指導態勢を強化しながら最新の科学的なアプローチも取り入れて質の高いサッカーの指導をされているわけですが、同時に社会に出てから必要になるであろう力を身につけるために、サッカーや受験勉強といった範疇を超えた活動やイベントも企画・実行されています。まさにサッカー指導・受験指導の枠を超えた人間教育・人材育成だと思います。先生の目線は子どもたちの今のその先にまで向けられています。（私が長く応援させて頂いている大きな理由の一つはこの部分です）
子どもたちの未来のために
名古屋高校サッカー部に限らず、部活動の成績だけでなく本業である勉強に本腰を入れて取り組む強い信念があり、またそれらを通じて人間力の養成に力を入れて取り組んでいる全国（まずは愛知県・三重県）の高校・部活・クラブとコラボすることで、子どもたちの未来をできる範囲ですが応援していきたいと思っています。
全国の高校生の皆様
勉強も勉強以外のことも
全力で頑張ろう