昨秋に入試で注目したい作品について書きました。
今年も夏休みでの読書おすすめ作品をまとめようと思っていますが、先ほどの記事でご紹介した作品が実際に入試で使われたのかを見てみたいと思います。(作者敬称略)
瀬尾まいこ『私たちの世代は』
はい、この作品見事に出ました!しかも県内難関校・人気校の東海中学校と南山中学校男子部の入試で使われました
そりゃあ使われるでしょというご意見は封印いただいて大的中!ということで(笑)
<紹介文より>
「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。不自由で息苦しかった毎日。家で過ごすことが最善だとされていたあの期間。多くの人から当たり前にあるはずのものを奪っていったであろう時代。それでも、あの日々が連れてきてくれたもの、与えてくれたものが確かにあった――。
いかにも東海で使われそうな題材です。全国でも多くの学校で登場したのではないでしょうか。
その他の記事で紹介した作品も出ていましたが、主要中学校の出典作品(小説・説明文)を以下にまとめておきますのでご参照ください。
(
(短編小説/十七歳の繭より)
今後も入試で扱われそうな作品やテーマを中心にこのブログでも多くの作品をご紹介していきたいと思っています。
ただ、これは何度もお伝えしているのですが、「入試に出そうだから読んだ方がいい」ではなく、「入試に出る作品は話題も主人公も身近で作品の世界に入り込みやすいし知的に面白いから」という思いからです。
どうかお気に入りの作品に出会えますように!