部活動の地域移行がたびたび話題になっています。
社会問題にもなっているこのテーマについて、私もたびたび交流させて頂いている、名古屋高校サッカー部監督の山田先生がネット番組にご出演され、「部活動の地域移行や現在の教育事情」といった内容でお話されるそうです。
しっかり勉強させて頂かねば
県内強豪サッカー部監督のお話を聞けるチャンスです。
関心のある方はぜひcheckを
アーカイブで見られます。
部活動の地域移行とは?
部活動の地域移行とは、スポーツ庁有識者会議の提言で、公立中学校の運動部の休日指導を地域のスポーツクラブや民間事業者へ委託していくというものです。
(TOKYOMXさまHPより/下2枚も)
休日だけでなく平日についても検討されていて、文化系の部活動や高校の部活動についても順次検討が加速していく流れのようです。
なぜ地域移行なのか?
1つは少子化
実際、愛知県でも今夏の高校野球では、少子化だけが理由ではないにせよ、部員不足などで単独チームではなく連合チームで出場となった学校が15校を超えました。
連合チーム
⚾春日井西・春日井商業・日進
⚾名大附属・緑丘・山田
⚾一色・加茂丘・衣台・御津・豊川特別支援
⚾稲沢・稲沢東
⚾犬山南・海翔・尾西
不参加
守山・名古屋商業・新城有教館作手
少子化は、休日の活動といった問題だけにとどまらず、部員減少により部の存続そのものにかかわる可能性もあるのです。
地域移行の理由2つ目は、やっぱり働き方改革…
ところで、教師の労働時間から部活動に従事する時間を切り離し、地域移行させた場合、学校教育から部活動を切り離すという新しい形が生まれることになります。
そんなことができるのか?
部活は学校教育の一環ではないのか?
学校での人間関係を把握し対応できる?
平日は教師、休日は外部が指導なのか?
部活の目的をどう定義づけするのか?
地域移行の際の月謝など費用負担は?
などなど、何事も従来の仕組みを変える局面での議論では、純粋な疑問も含め様々な賛成反対入り混じった意見が噴出するのが常ですから、結論が出るまで侃々諤々あることでしょう。
台風が列島に近づいてます
進路予想が岩瀬のスライダーっていうツイートがバズってました。
冗談はさておき、十分にお気を付けください。