愛知県公立高校の推薦入試。
出願までこぎつければ、高い確率で合格できる高校も存在します。
一方で、高倍率での厳しい争いを強いられる高校もあります。
募集枠は普通科の場合、定員の10~15%ほど。
今回は令和4年度の公立高校推薦入試を分析します。
(数字は全て当社V-ROADより引用)
受験者全員合格も多い!
まずは受験者全員合格の高校ですが、結構あるので合格者数が15名以上に絞ります。
( )内の数字は合格者数(=受験者数)
【尾張】一宮西(63)中村(61)新川(49)春日井(46)春日井南(45)豊明(37)小牧(33)東浦(31)緑(30)惟信(29)長久手(29)小牧南(27)美和(25)犬山(23)高蔵寺(18)津島東(17)北(16)
【三河】豊田南(54)豊田(48)小坂井(38)高浜(37)豊野(35)蒲郡東(29)松平(16)碧南(16)成章(15)
さて、ここからは推薦入試での合格が難しい、すなわち倍率の高い高校。
倍率1.5倍~2.0倍の高校
高校名(合格者数/受験者数)倍率の順
右端の赤数字は合格者平均内申点
【尾張】
旭野(54/106)1.96 41.3
桜台(41/80)1.95 40.9
熱田(48/84)1.75 37.5
菊里(32/55)1.72 41.2
松蔭(55/87)1.58 40.4
【三河】
豊田西(42/82)1.95 41.1
倍率2.0倍以上
【尾張】
向陽(35/120)3.43 43.6
明和(32/97)3.03 43.3
一宮(32/91)2.84 44.1
瑞陵(30/83)2.77 42.8
半田(37/92)2.49 43.0
旭丘(36/88)2.44 44.3
千種(40/97)2.43 43.0
大府(40/86)2.15 32.1
【三河】
岡崎(40/110)2.75 44.0
豊丘(30/71)2.37 37.2
刈谷(50/114)2.28 43.1
刈谷北(48/104)2.17 40.7
知立東(54/115)2.13 38.0
最も倍率が高かった向陽は3.43倍
塾生にも人気の高校です。
続く明和が3.03倍
3倍以上はこの2校
なんとも狭き門です
推薦入試については、中学校における学校間格差の問題や、ア推薦(運動・文化等)・イ推薦(環境)・エ推薦(職業学科)においては、高校によって細かな基準がありますので、受験生は中学校の先生とよく話し合って受験を判断して下さい。
天体観測にとって好季節到来!