学校紹介シリーズ
今回は名古屋中学校（名中）、名古屋高校（名高）。
「敬神愛人」を建学の精神とし、キリスト教に基づく人間教育を行っている男子校です。
まずは名古屋中学校の志願者数
募集人員は２４０名。
受験者数と実際の合格者数で計算した実質倍率は
１５年度 1.44倍
１６年度 1.48倍
１７年度 1.56倍
１８年度 1.60倍
１９年度 1.60倍
２０年度 1.88倍
この数年、人気と難易度が高まっているといえます。
入試問題の分析や対策などは教室で万全を期していきます
２０２０年の大学合格実績（医は医学部医学科）を見てみましょう。
＊エヌイーホールディングス発行「栄光Road」より
●国公立大学・準大学
京都大５名、北海道大４名（医１名）、名古屋大１６名（医１名）、九州大１名、大阪大２名、防衛医科大２名、筑波大１名、名市大１１名、神戸大１名、岐阜大１２名、岐阜薬科大２名、信州大１０名（医１名）浜松医科大１名、東京医科歯科大１名、福井大４名（医１名）、岡山大３名、徳島大１名（医１名）、九州歯科大１名、防衛大５名
●私立大学
青山学院大１４名、慶應義塾大９名（医１名）、早稲田大１６名、上智大４名、明治大３３名、法政大２４名、立教大１５名、中央大２３名、東京理科大３６名、南山大６６名、同志社大４９名、立命館大６９名、関西大７名、関西学院大３０名他
２０２０年の卒業生４６４名の約２０％（５人に１人）の９５名が現役で国公立大に進学しています
難関私大への進学者もいますので一概には言えませんが、学年100番以内にいれば、国公立大への進学も狙えるという見方もできます。いずれにしても、名中、名高でしっかり勉強をすれば、頑張った分に見合った選択肢は持てそうです。（しっかり勉強すればのハナシですよ！）
ここからは少し視点を変えましょう。
この学校、生徒の登下校のときに、オヤッと思える光景が見られます。
写真には名古屋中高ＨＰからお借りしたものも含みます。
👆正面に大きな門があるのですが、生徒たちはここから学校に出入りしません。
👆生徒が登下校で使うのはこの狭い方の門
なんでこんな狭い門を使うのか？
これ、聖書の「狭い門から入りなさい」との教えに基づいてるのだとか。
そう、キリスト教の学校ですから、校内に立派なチャペルもあって荘厳な雰囲気も。
屋上には天文台があって、年に数回、天体観測会があります。コロナが落ち着いて、また多くの人が集まって天体観測を楽しめるといいですね
前の校長先生（森田先生）には、度々学校のことなどを教えていただくことがありました。
森田先生は生徒目線で勉強や部活や新しい取り組みに本当に精力的に熱心にあちこち動かれる人で、何かあるたびに情報を広く発信されていました。「俳句甲子園」という大会もその一つです。
俳句甲子園は、コロナ禍での影響を受けるまでは、愛媛県松山市で毎年8月に開催されてきた高校生を対象にした俳句コンクール。２０１９年の全国大会決勝で名古屋高校は見事準優勝（過去に全国優勝あり）
名古屋高校が優勝したときの大会の映像
学校に温水プールがあるので、1年中水泳の練習ができる（さすが私学！）
鮮やかな緑色した人工芝のグラウンドも目を引きます。後ろにはナゴヤドームが見えますね。
充実した施設もあって、テニス、サッカー、ラグビーは全国クラス
先日の高校ラグビーも、あと1勝で花園というところでした。
野球部にはプロ注目の国本君という投手がいて、ドラフト前に話題になってました。
今年のＭ１で卒業生が準決勝に進出した25組に残っているという最新情報を先日ゲットしました（笑）
最後になりますが、名古屋中・高の先生方は、学習塾に対しても、とても丁寧に、誠実にご対応いただけます。私が塾の仕事を始めた20数年前、知識も経験も乏しい当時の私に、山田先生（今でも顔と名前覚えてます）は色々なことを教えて下さいました。以来、どの先生方も真剣に生徒のことをお考えで、お会いするたびに毎回私も背筋がピンと伸びます
学校紹介シリーズ、次回もお楽しみに。
【おまけ】
校名入りのお菓子。食べるの勿体ない（笑）
ＨＰから昔の写真拝借
クリスマスのイベントも当たり前のことではなかったんですね。
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