今回は、愛知県の令和2年度「学校基本調査」結果の分析から。
(調査結果は2020年5月1日現在)
調査の概要
◎ 小学校
児童数 410,481 人
前年度比 3,557 人減
(2年連続減少)
◎ 中学校
生徒数206,921人
前年度比554人増
(7年ぶり増加)
◎ 高等学校
生徒数 190,310 人
前年度比 3,144 人減
(4年連続減少)
表中では1981年に小学校の児童数がピーク。
この層が進学しますので、1986年に中学、1989年には高校の生徒数もピークを示しています。
ざっくりですが、小学校の児童数グラフのアップダウンが時間差で中学、高校へ移っていきます。
さて、児童・生徒が通う学校は主に国立・公立・私立の3種類。
ご家庭の方針や子供の意思で進学先が決まるのでしょうが、「公立王国」と言われてきた愛知県で、実際のところ私立の小中高に進んでいる人の割合はどのくらいなのか?
愛知県が公表している表です。
少々見づらいので、国立・公立・私立が全体の中で占める「割合」を見てみましょう。
小学校
国立…0.3%
公立…99.3%
私立…0.4%
国立は愛知教育大学附属小学校。
私立は椙山小・南山小・名進研小。
中学校
国立…0.5%
公立…94.7%
私立…4.7%
(グラフ/公益財団法人生命保険文化センター)
愛知県の私立中学生の割合は4.7%で上位10県から外れていますが、生徒数でみると9,824名(2020年5月1日時点)で5番手くらいになりますし、私立中高一貫校への期待や人気が高まっていますので、中・上位校への入学には厳しい選抜試験をクリアする必要があります。
私立中学校の情報は、西塾(中学受験専門塾)のデータ・情報を動員して、このブログでも続々ご紹介していきます。
高校
国立…0.5%
公立…68.0%
私立…31.5%
全国平均は…
国立…0.3%
公立…67.2%
私立…32.5%
(文科省/学校基本調査H28年度)
比較的近い数字ですね。
高校については
私立高校の志願者増加
公立高校の入試改革
といった動きがあります。
今後数年で、人気が更に加熱するであろう高校、定員割れの可能性がある高校など、二極化の動きは顕著になっていくと思われます。
次回、昨年度の公立高校における推薦入試、一般入試それぞれの倍率と合格者数を学校ごとに分析しますので参考にされてください。高校情報も更に発信をパワーアップしていきますよ!
教室の指導で成果を上げる、やる気を導く、自信をもたせることが最優先です。あわせて、コロナ禍で頑張っている子供たちや応援するご家族に、塾生、塾外生かかわらず、住んでいる地域も関係なく、少しでも役立つ情報や勇気や元気をブログを通してお届けできればと思ってます。
【おまけ】
👇教師や生徒の皆さんにはぜひ見ていただきたい・・・
お読みいただき有難うございました。
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