愛知県では、現中学1年生の生徒が高校受験をする2023年の春に、公立高校入試制度の改革を検討してきました。
今、改革が必要な理由などは下記の当ブログ過去記事をご参照ください。
今回(11月6日)の発表では、【その1】でも予想しましたが、下記のような変更点が示されています。
①Aグループから1校とBグループから1校の計2校を受験する制度は維持
➁AグループとBグループで別々の学力試験を計2回受検
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A・B共通の学力試験を1回のみ受検
(1回のテストで複数校の合否判定)
あわせて、現在は学力試験の翌日に行われている「面接」について、実施するかしないかを各高校で判断できるように変更する案が示されました。
現行制度では、3月上旬に公立高校入試が実施され、中学校の卒業式が終わった3月20日前後が合格発表となっています。
今回の方針通りに実施されれば、試験日程が短縮されます。難しいでしょうが、試験日程を移動できれば、卒業式までに公立高校の合格発表が迎えられるかもしれないのですが、今回そのあたりには触れられていません。
授業料無償化の影響や、公立学校の春先のコロナ対応などを経験して、私立高校への入学を積極的に希望する生徒が増えているような報告も耳にします。
公立高校も生徒にプラスになる改革を断行し、魅力や付加価値、学習環境を高めていくことで、私立学校と切磋琢磨していかなければ生き残りが難しい学校も出てきそうな雰囲気です。
「愛知県の高校入試が変わる」の続報をお待ちください。
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