昨日は大手個別指導塾の幹部の方と打合せをしました。
その方とは、私が集団指導の責任者をしているときからのお付き合いになります。当時、私は集団指導部門の責任者をしながら、個別指導について研究の必要性を強く感じていて、意見交換をさせていただいたことがきっかけでした。その後、私自身が個別指導部門の責任者をすることになり、それ以来ますます交流を深めさせていただいているというわけです。
お恥ずかしい過去の話になるのですが、私自身は、集団指導で子供たちに教えていた２０年ほど前、「個別指導は学生講師が教えているから、俺たち集団指導の方が勝っているんだ」というような、根拠も説得力もない理由で勘違いをしていて、またその勘違いにも気づかずにいたという、視野がたいそう狭い人間でした。
その後、集団指導の責任者となり、個別指導の本質についても自分なりに徹底的に理解しなければいけないという強い思いと、自分が個別指導の責任者をする際にはさらに広く深く学ばなければいけないという切迫感から、それこそ全国の素晴らしい個別指導の塾さんを直接見て学ぶようにしてきました。
中には合格するまで決して終わらないという超強烈な面談研修などもあって、そうしたことを通じて個別指導の素晴らしさや奥深さにますます引き込まれていきました。
確かに一部の個別指導の教室ですが、個別指導はブラックボックスで、教室の中で何をやっているのか分からないなどと言われてきた時代もありました。カリキュラムや指導方針があるのかどうかさえ疑わしいだとか、私語が乱れ飛ぶ無法地帯だとかいう教室も実際にあったようです。（これは個別指導に限ったことではありませんが。）
でも、今、保護者の皆様、子供たちは、当然のことですが塾選びに慎重ですし、情報もたくさんお持ちで精通されています。その塾、その教室が自分の要求するレベルに達していなければ、決して選んでいただけることはありませんし、継続して通っていただくこともありません。当たり前のことだと思います。
そして、昨日の話に戻るのですが、個別指導のミッションや塾としてのビジョンなどを意見交換しました。「成績を上げる」「目標をかなえる」ということの実現をサポートする。「楽しい」「面白い」という環境を整え子供たちのやる気を引き上げる。当たり前のことなのでしょうが、いかにそれらを実現していくのかという会話を深くさせていただきました。
個別指導、集団指導問わず、掲げたミッションとビジョンを実現できるように、全社員で実行力を高め、行動に取り組んでいきます！
Ｗｈｅｒｅ ｔｈｅｒｅ ｉｓ ａ ｗｉｌｌ，ｔｈｅｒｅ ｉｓ ａ ｗａｙ！
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