うちの裏の家が建て替えをしています。
解体が済み、今は基礎工事中。
私、壊したり、造ったりって大好き。
ハサミみたいなのが先についたショベルカーでダイナミックな解体。
基礎工事では地中にコンクリを埋める為に掘削機のようなごついものがワイルドに働いています。
ベランダからは家の形がうかがえるビニールテープのしるしが見えて、どんな間取りになるんだろうとワクワクします。
うちは実家が古~い家で木工所をやっていたので全然家らしくなく、郵便屋さんも困るほど。
家の前で遊んでいると〇〇さんちどこかわかる?なんてよく聞かれました。
〇〇さんちって目の前にある私んちなんですけど…。
小さい頃からそれが嫌で嫌で友達を呼ぶことも出来ませんでした。
新しい家に憧れ、チラシの裏に間取りを書いたりブロックで家を作るのが大好きでした。
なので今でも家を作る過程を見るのが好きです。
そんな実家も5年前に家を建て引っ越しをしました。
ボロボロの家も、隙間風も、薪で沸かすお風呂も、ご近所さんもお別れです。
あんなに嫌だったはずなのに、切ない気持ちに。
私も大人になったなと思います。
今建設中の裏のお家の方も、こんな気持ちになっただろうなぁ。
某テレビ局で日曜にやっている私の大好きなリフォーム番組でも解体現場で泣く家族がたくさんいます。
別れって、先に進むためには必要だけど、やっぱり悲しい。
でも、新しいものもやっぱりいいんですよね。
早く新しいDVDレコーダー欲しい…(笑)