300メートル区間、案内板も設置
大和郡山市山田町の古道「七曲道(ななまがりみち)」の約300メートルの整備がほぼ終わり、6日、由来などを記した木製の案内板(縦70センチ、横85センチ)が2か所に設置された。住民らが2005年頃から、こつこつと倒木を取り除き、歩きやすい道に再生した。
七曲道は、松尾山麓と平群町を結んだ約1キロの山道で、名前の由来や作られた時期ははっきりしない。
古くから、松尾寺(大和郡山市)や法隆寺(斑鳩町)への参詣、大阪への往来や山から薪を運び出す道として利用されてきたが、何十年間も利用者がおらず、荒れていた。
このため、市民ら約40人でつくる「やまと郡山環境を良くする市民の会」の磯三男会長(72)や会員の鴻巣利英さん(79)らが地元自治会の協力も得て、倒木を取り除き、崩れた路肩を修復して、山田町の集落から松尾寺近くまでを整備した。
鴻巣さんは「筒井順慶や島左近ら、地元ゆかりの戦国武将がこの道を通ったかもしれません。歴史の重みを感じながら、散策やハイキングなどで利用してほしい」と話している。
出典:読売新聞