✨仏泥棒✨
昔、とても信心深い男がいた🙏
『毎日、自 分の家で観音様が
おがめたらなあ』と思っていた🙏
ある日、太蓮寺の和尚さんが
隣の町へ用事で出かけることに
なった👣💦男は、こっそり寺に
忍び込んだ『しめしめ
小坊主
小坊主たちはよく眠っているぞ💤💤』
男は、お堂に入っていった卍卍
そこには、優しい光を放っている
三十三観音と十王様があった
じっと観音様を見ていた男は
ふところから風呂敷を取り出し
三十三観音をそっとつつんだ
『これで、毎日おらの家で拝め
るぞ』と男は、ほくほく顔で
観音様を背負って家へと 急いだ💦
しばらくすると、観音様が少し
重たくなってきた💦『はて、気の
せいか、観音様 が少し重たくなって
きたぞ💦疲れてきたのかな💦』
と不思議に思いながらも休まずに
歩いていった👣💦💦
ところが、朝倉川のたもとまで
来る頃には、重くて重くてもう
一歩も歩けなくなってしまった
『今日は、これ以上運べそうも
ないな💦 仕方がない💦明日の
朝早く取りに来よう』と 観音様を
背中からおろし、朝倉川のたもと
に おいて帰っていったしばらく
しばらくすると、そこに一人のお百姓が通り
かかった『もし、お百姓さん
『もし、お百姓さんお百姓さん私は太蓮寺の
三十三観音ですどうか、寺まで
どうか、寺まで連れて行ってください』
という声が聞こえてきた
『はて、どこから聞こえてくるの
だろうか
』と不思議 そうに
』と不思議 そうに辺りを見回すと、 毎日拝みに
行っている太蓮寺の観音様が
横たわっているではないか
これは大変だ、とお百姓は急 いで
観音様を寺へ持って行った👣💦
その頃、寺では、観音様がなく
なったというので、大騒ぎを
していた💦💦ちょうどその時
そこへお百姓が観音様を届けて
くれたので、 和尚さんたちは
ひと安心した
和尚さんたちは、『また盗みに
くるかもしれない』と考え
翌朝、朝倉川のたもとに隠れ
男を捕まえることにした
案の定、男は 朝早くやってきた
和尚たちはすぐに男を捕まえたて
そして、男は和尚さんに謝り
和尚さんもその男を許した
その後、男は、観音様を拝みに
毎日朝早くお寺に来るように
なった🌞🙏🙏
東田地区の民話は終わります！！
『お弓橋』、『竜の鱗』、『仏泥棒』
と書きました📱
二連木城址と稲荷神社を追々…💦💦
