既に数カ月が経過してしまったが、また我々の理解を超える、度を越して痛ましい少年犯罪が起きてしまった。
優しい素直な性格で周囲にも愛されていた前途洋々の13歳の少年が、どうしようもなく残念な18歳に殺された。
本来18歳であれば、13歳の少年と接点を持つこと自体が考えられないことだ。
青春時代は大人になるためにやることが沢山ある。
毎日は自分を成長させる瞬間の連続だ。
ただし、やるべきことは各年代によって違うものだ。
勉強のカリキュラムと同じように、興味の対象、進学・受験の対応、友人関係、社会常識、家族関係、家での役割、周囲の見る目、すべては年代によって大きく異なるものだ。
同期というものはただ同じ時代に生きてきたから大事な存在になるのではなく、同じ時代に同じ課題を託され、何度も互いの汗と涙と成長を間近で見てきた同志だからだ。
それぞれ持った個人的な運命は違うが、共にもがき悩み苦しんできたライバルであり仲間だからだ。
その時に5歳も年少の子供に対し先輩風を吹き散らかすばかりか、暴力による絶対的な主従関係で屈服させ続けることが、自らの人格形成にどんな好影響があると言うのか。
そもそも13歳の子供を夜中引き回している時点で既に大問題なのだが、そんな次元ではないようだ。
残念ながら、こうしたどうしても私の理解を超える行動ばかりしている少年グループは常にいるようだ。
でも、どこにでもいる訳ではない。
こうしたグループから息子を守るために親は細心の注意を払うべきだろう。
今はLINEなどSNSの発達でこのような連中の悪い方向の集団心理はあっという間に醸成されてしまう。
ずっと前から何度も繰り返されていることだが、普段はそんなことをしでかさないような子供が、いつの間にか凶悪な殺人犯罪者に向かう歯車に乗り、魂を狂気に囚われてしまう。
ただ人殺しまでする者は、以前にその一歩か数歩手前の感覚を経験しているのではないか。
今回の加害少年はどうやらそういう傾向が見て取れる。
ただの不良とは違う。
こうした連中との接触は、息子の人生に百害あって一利なし。
注意を怠りボケっとしていれば、命すら奪われてしまうのだ。
今回のように父親不在の状況で新しい土地に移り住んだ経緯は、本当に不運だったと思う。
とにかく連中とは接触を避けた上、同時に現時点で接触していないか常に監視することも重要だ。
そのグループの凶悪性によっては、全力で転居する覚悟も必要だ。
例えば、ネットで語られている滋賀いじめ自殺事件の加害少年の凶悪性はそのようなレベルに達しているように私は感じた。
何だか、絶えず心にすきま風が吹き込むような世の中だが、何の罪も落ち度もない青少年が命を落とすことがない社会を目指したいものだ。

