Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -89ページ目

中学女声合唱の一時代を築いた秋田南中学校の合唱を振り返る

Nコンの中学合唱といえば、
最近では混声も女声も金賞を取るのが
当たり前になっていますが、
戦後初の中学女声Nコン全国優勝は、
昭和51年の秋田南中学校でした。
※当方調べ。終戦直後の同声合唱除く。


昭和50年代まで女声が優勝しなかったのは
なんとなく不思議な感じもしますが、
そもそも中学は男声の指導が難しいのと、
このコンクールの性格が
クラス合唱の延長的なのを考えると
同じような水準の演奏であれば
混声に配慮していたのかもしれません。

ということで、一度きちんとまとめてみたいと思っていた
秋田南中学校の演奏を振り返ってみたいと思います。
三浦修二先生の時代のみですが、
わかる分だけ埋めておきます。
それにしてもこれが中学女声合唱なのかと思うほど、
成熟した声の艶と表現力に魅了されます。


<課題曲>
「ひとみ」(越部信義)
<自由曲>
不明



女声合唱組曲「水のいのち」より「川」(高田三郎)




「泉」(高田三郎)



女声合唱組曲「北の歌」より「雪の魔法」(中田喜直)




<課題曲>
「水芭蕉」(岩河三郎)


<自由曲>
女声合唱組曲「月と良寛」より「月のうさぎ」(大中恩)


女声合唱のための三章「愛の河」より「相聞」(湯山昭)




<課題曲>
「レモン色の霧よ」(玉木宏樹)
<自由曲>
「若い駿馬」(柳沢浩)



<課題曲>
「歌がうまれる」(小林秀雄)
<自由曲>
合唱組曲「小さな歳時記」より「たじま牛」(岩河三郎)
<Nコン審査講評>
・スケールの大きな音楽だった。
・大人っぽい、深々とした音色だった。
・発音の入念さも特筆すべきものだった。
・「発音を歌って」いる感が
つきまとっていたのは残念だった。
・「発音」を「発語」に仕上げなければならない。
・表現意欲が先行してしまい、
アンサンブルや音程の乱れがあった。
・意欲が空転すると、個人の癖が目立つ。
・声を押し出す傾向が少々ある。
・大人っぽい音色のため、時折音色が暗くなる。
・ピアノはもっと合唱に絡むこと。

女声合唱組曲「蝶」より「よみがえる光」(中田喜直)




<課題曲>
「時は流れても」(池辺晋一郎)
<自由曲>
「海のオルゴール」(大中恩)



<課題曲>
「きみは鳥・きみは花」(湯山昭)


<自由曲>
女声合唱組曲「ひたすらな道」より「白鳥」(高田三郎)


<Nコン審査講評>
・一点の非の打ち所のない合唱だった。
・男声・混声にも負けない気迫に溢れた合唱。
・各パートの音色の統一、音程やリズムの良さは
訓練の賜物である。
・本年の出来栄えではもう何も言うことはない。
・ただ素晴らしい合唱であったの一言に尽きる。

<シェルブールの雨傘>


<学校紹介>




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明日6/6 セカオワのNコン特番再放送~「MJ Loves Nコン」でもセカオワ版課題曲を放送

先日放送された今年のNコン特番
「SEKAI NO OWARI 中学生に贈るプレゼント」
の再放送が明日放送されます。
セカオワ版の課題曲の初披露番組です。
私も録画に失敗してまだ観れてないので、
明日こそは観ようと思います。
放送波6/6(土)16:20~16:45(Eテレ)です。


そして、月曜深夜には、
「MJ Loves Nコン」も放送されます。
セカオワ版「プレゼント」が
この番組でも放送されます。
放送は6/8(月)深夜0:49~0:54(総合)です。
※6/7の深夜


中学校の部

SEKAI NO OWARIが提供の課題曲です。





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セカオワのNコン2015特番再放送は6月6日/昭和の時代から残されたままのビート系課題曲の課題

すっかり忘れてましたが、
今日は特番の日でしたね。
自動録画されてるはずなので大丈夫ですが、
見逃した方は6月6日に再放送があります。
今日は総合でしたが、再放送はEテレです。

そして、今年も課題曲がみんなのうたになります。
8月・9月だそうです。
こちらも要チェックです。


最近は、過去のNコン三昧です。
聴くこと自体が初めての演奏もあれば、
映像付きで演奏を聴くと
こんなにも印象が変わるものかと思うことも。
「聞こえる」(H3高)に関しては、
今も盛んに歌われるので大いに参考になるのでは?
それにしても府中西高校の「聞こえる」はまさに名演。


映像といえば、Nコンが映像審査になったのは、
昭和56年のことでした。
それまで録音音源のみの審査で、
審査結果がわかるまでは、
どの学校の演奏なのか、
審査員に知らされませんでした。
なので、校名による先入観はありません。
ある意味、今より公平ともいえます。
(録音だったり、収録時期の違いは不公平ですが)

そして56年に映像審査に切り替わったとき、
審査員の中には心配の声もありました。

純粋に音楽的な審査を妨げるかと予想したが、
杞憂であり、臨場感を加えて参考になった。


心配はあったものの、概ね好評だったようです。

ちなみに、この年の課題曲
「未知という名の船に乗り」の
作曲者・小林亜星さんの感想が
なかなか興味深いので久しぶりに紹介します。
ビート感がキーとなっている
昨今のポップス課題曲に通じるものがあります。
純合唱曲の審査基準のままで求めるには
酷なリクエストもありますが…

「未知という名の船に乗り」もエイトビートでした。


  • 合唱する歓びを身体ごとぶつけてくるような奔放さがもう少し欲しい。

  • 課題曲はほとんどがリズムを強調するためにかえって重くなったり、伴奏が乱れがちに。

  • ビートに対する誤解があるようで、もっと軽やかに弾んで欲しかった。

  • 発声はウィーン少年合唱団をお手本にしたいわゆるキレイに歌おうとするボーイソプラノ形が多く、今の時代のリズムやビートにフィットしない原因に。

  • もっと地声が欲しかった。現代に生きる子供たちの素直な音楽的欲求をスマートに解放させてやりたいとつくづく感じた。



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