Nコン音源・動画をネットで!~課題曲JukeBox・Nコン on the Web・Nコンライブ
Nコンシーズン真っ最中ですが、
子供のNコン参加で初めて知った人、
「証」を聴いてNコンに興味を持った人、
OB・OGで久々に興味を持った人、
色々な方がいると思いますが、
ツイッターを見てると、
意外に知らない人が多いのが、
Nコン公式ホームページの充実機能。
過去の課題曲音源も聴けるし、
平成20年~のコンクール音源・動画も楽しめるし、
ブロックコンクールがライブ中継や
オンデマンド配信で楽しめる・・・
なんて、一見地味な合唱コンクールなのに、
ホームページは機能満載なのです。
ということで、改めて3大機能をチェック。
(※すべてパソコンから楽しめます。)
読んで字のごとく、
過去の課題曲が聴けるサービス。
開始当初の音源はありませんが、
終戦後の昭和30年頃からの
入賞校を中心とした音源が、
無料で楽しめるのです。
ちょっと年代ごとの切り替えが
分かりにくいのが難点ですが、
これだけ膨大な音源が楽しめるのは
NHKならではといえるのかも?
この機能ができて、平成2年度の
「朝のバス」を何十年かぶりに聴いた
あの感動は今でも覚えてます。
私が生まれる前の過去の課題曲の
レビューが書けるのも
この機能があってこそです。
これは過去の地区コンクールの
音源や動画が楽しめる機能です。
これまた豪華ですよね。
(平成20年以降のみ)
都道府県大会~全国大会まで、
ブロックコンクール以上では、
演奏動画まで楽しめるのです。
さらにブロック以上では、
審査講評まで見れるようになりました。
Nコンはその年限りだけでなく、
過去のものも繰り返し楽しめる
贅沢な時代になりました。
■Nコンライブ
(※ブロックシーズン限定)
これは、年間を通じてではなく、
ブロックコンクール時期限定機能です。
全ブロックコンクールが生中継されます。
今週末は東北ブロックコンクールが生中継。
テレビ放送日まで待つのは昔の話。
ネットで生中継、自宅で合唱仲間と
わいわい楽しむのもアリです。
しかもこの機能がすごいのは、
終わった演奏から即日オンデマンド配信
というのが素晴らしいです。
しかも、全体合唱まで配信されてます。
期間限定の機能ではありますが、
配信された動画は後日、
Nコンon the Webで改めて
配信されることになります。
他にも、課題曲のページでは、
初演の音源や動画だけではなく、
合唱指導者からのアドバイス、
パート別音源まで配信されています。
至れり尽くせりですね。
初めての人も、久しぶりの人も、
Nコン公式ホームページで
じっくりNコンを楽しみましょう。
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【Nコン自由曲】『山男のヨーデル』―アルプスの風景が目に浮かぶ、ヨーデル満載の金竜小学校の名演
山男のヨーデル
オーストリア民謡、作詞:阪田寛夫、編曲:若松正司
これまた昔、自由曲として流行った
「山男のヨーデル」。
演奏は昭和59年度
優勝の金竜小学校。
(音源はNコンではないです。)
思い出深い人も多いのではないでしょうか?
Nコン出場に際し、編曲を若松正司さんに
委嘱したもので、その後流行しました。
ア・カペラですが、翌年もア・カペラの
黒人霊歌「ドライボーンズ」でした。
本当に小学生なのかと思うくらい、
自信に満ちた安定した歌声です。
しかも子どもらしさにも溢れてます。
なんとも理想的。
最後のロングトーンも心地よく、
アルプスの雄大な景色が目に浮かぶようです。
審査員からの講評でも、
「自由曲は脱帽で、小学生でここまでとは努力の賜物。」
「とにかく透明でおおらかで安心して聴ける演奏。」
という講評をもらっています。
この年は中学校の部でも
根城中学校が「天使と羊飼い
」を披露し、
小・中でア・カペラ曲という
ア・カペライヤーになりました。
ところで、この楽曲ですが、
昭和37年にダークダックスが収録し、
(この時点では歌詞はありません。)
昭和40年には「みんなのうた」で取り上げる際に、
阪田寛夫さんに作詞依頼したのだそうです。
当初は「スイス民謡」として紹介され、
Nコンの時点でも「スイス民謡」
となっていたようですが、
のちに「オーストリア民謡」
とするのが正確だとわかったようです。
随所にヨーデルが盛り込まれていますが、
流行して多くの学校で歌われると、
間違ったヨーデル発声にならぬよう、
小学生の発声に無理がないように、
と注意する審査員もいたようです。
注意したいですね。
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【Nコン審査員の声】歌唱表現についての過去の審査講評
久々にこのテーマ。
過去の審査講評が結構あるので、
テーマに沿って審査員の声を
集めてみました。
今回「歌唱表現」についてです。
目視で拾っていったので、
もしかしたらテーマと外れてるものも?
拾いながら「ほほう」と唸ってました。
◎昨年は品位があったが、
今年は悲壮感が強かったのは
優勝を意識しすぎたからか。
◎あまりに小奇麗に表現された蔭に、
音楽的深みが隠されていた。
◎きれいな「画」だ。
「画」というのにふさわしい華麗なもので、
時代が変わったという気がした。
◎曲想表現の配慮も充分だった。
◎意欲的な感情が走り、力みの固さがあって、
音楽の流れが悪かった。
◎曲全体からの感銘が薄かった。
◎音楽作りはスケール雄大だった。
◎高校をも凌ぎかねない
レンジの広い表現力だった。
◎音楽の明るさを作りすぎてはならず、
音楽から深みや感動を
減少させるものであってはならない。
◎内容的推移をぜひ、より立体的な
歌い分けに向けられるように。
◎意欲が空転すると、個人の癖が目立つ。
◎曲趣をよく捉えた表情の表現だった。
◎素直な子どもらしさがいっぱい感じられた。
◎自由曲は曲作りが見事で、
伴奏との呼吸もピッタリ合った演奏。
◎響きはとても透明で、素晴らしい呼吸・
口型・表情であったのにもかかわらず、
何かしら物足りなさを感じるのは、
子どもらしく自然であること、
統一される必然性の兼ね合いを
どこに求めるか、ということから来るのかも。
◎自由曲は子どもらしく躍動感のある
なかなかの好演だった。
◎都会っ子の明るさが湯山作品特有の
リズムにのって充分に表現されていた。
◎課題曲は本当に楽しそうで、
一人一人の表情に表れていた。
◎先生の指揮が大変楽しそうだった。
◎児童合唱としてパーフェクトに近かったが、
生き生きとした子どもらしさが欲しかった。
まるでプロの声楽家のような表情が気にかかった。
◎課題曲も自由曲も正統で美しい流れがあり、
内容の表出のバリエーションが豊富だった。
◎生命ある演奏で、迫力と鋭さもあり、
感動的だった。
◎優等生スタイルで、きちんとしすぎていて
子どもらしさが少し乏しい。
◎“歌ごころ”を引き出して来る
指導者の音楽性がモノをいっている。
◎立原道造のデリケートな言葉を
よく活かした演奏だった。
◎日本語に対する反応が
的確な表現を生み出している。
◎自由曲はポイントを押さえ、
説得力の強い高田音楽を導き出した。
◎一点一画ゆるがせにすることなく、
切り口鮮やかに彫が深く、
自分達の語り口が
誰にでも分かるように歌われている。
◎自由曲もコトバへの配慮が行き届いている。
◎情感のふくらみがもひとつ欲しい。
◎音楽的流麗さが横溢した音楽性豊かな演奏。
◎しっかりと歌って、音楽的面白さを提示していた。
◎しなやかで説得力があった。
◎若さが躍動していた。
◎自然に手を組み、神を招ぶ仕種で歌いだす
自由曲の出は良い演出。
◎「みぞれ」の作詞者は東北出身なので、
共感は格別だったのか、深い音色で良い演奏。
◎課題曲と自由曲の音色の変化があっても良いのでは?
◎「聞かせ方」が適切でない団体があった。
◎自由曲は全身的共感のもと、
各フレーズがたっぷり歌われている。
◎説得力の強い表現だった。
◎中学生としての品格と感応が豊かな印象。
◎洒落た歌いまわし、気取ったテンポの設定が上手。
◎フレージングはまるで生きているもののように
脈打ち、呼吸する。
◎難曲をダイナミックに歌い上げた反面、
荒さが露呈することも。
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