【Nコン2019】どうなる?高等学校の部
Nコン開催は当たり前ではないことを痛感した3日間
小学校の部と中学校の部が終わりました。台風による大災害の中での開催となり、12日の高等学校の部の開催が史上初の中止となってしまいましたが、小中学校の部は開始繰り下げもありつつも、無事開催できました。
毎年当たり前のように全国コンクールを迎えることが実は当たり前ではないことを痛感するとともに、ギリギリまで開催をあきらめず、対応されたNコン事務局の方々のご尽力には感謝しかありません。
想像を絶する大変さだったと思います。
どうなる?高等学校の部
やはり気になるのは12日の開催が中止になった高等学校の部。以前も書きましたが、今年の高等学校の部の課題曲は実はNコン2019の一番の目玉で、高等学校の部の転換点になる課題曲だと思っていただけに本当に惜しいです。
何かしら救済策はあるのでしょうか?
週明けにアナウンスがあることを願います。
Nコン2020高等学校の部課題曲担当者が発表
Nコン2020の高等学校の部の課題曲担当者はすでに発表されています。Nコン2020テーマ
とびら高等学校の部担当
辻村 深月(つじむら みづき)さん2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞してデビュー。『ツナグ』で吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞。『かがみの孤城』が2018年本屋大賞第1位に。著書に、『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』『東京會舘とわたし』『傲慢と善良』ほか多数。2019年10月18日に『ツナグ 想い人の心得』が刊行となる。

女性作家の辻村深月さん。
女性の高等学校の部課題曲担当は平成26年の課題曲「共演者」の小林香さん以来。
作曲者は後日発表の模様です。
なお、東京オリンピックの影響で、来年のNコン全国コンクール開催日は、11/21(土)~23(月・祝) です。
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【Nコン2019】中学校の部審査結果と来年の課題曲担当はあの女性5人組
今日も外出先で宅外視聴で最後だけ見ました。
審査結果だけですが速報で。
郡山市立郡山第五中学校 東北ブロック(福島県)
清泉女学院中学校が初の金賞。
そして銀賞は近畿ブロックの文の里中学校。
近畿ブロックの銀賞以上の入賞は昭和62年の神戸市立住吉中学校以来。
シードブロックは、関東甲信越ブロックと近畿ブロックとなります。
おめでとうございます。
担当はリトグリことLittle Glee Monster。
なるほど、そうきましたか。楽曲制作もやってるんでしょうか?
課題曲もアカペラとかもありえるんでしょうか?
なお、来年のNコン全国コンクール開催日は、11/21(土)~23(月・祝) です。
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審査結果だけですが速報で。
令和元年度第86回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール
中学校の部審査結果
金賞
清泉女学院中学校 関東甲信越ブロック(神奈川県)銀賞
大阪市立文の里中学校 近畿ブロック(大阪府)銅賞
豊島岡女子学園中学校 関東甲信越ブロック(東京都)郡山市立郡山第五中学校 東北ブロック(福島県)
清泉女学院中学校が初の金賞。
そして銀賞は近畿ブロックの文の里中学校。
近畿ブロックの銀賞以上の入賞は昭和62年の神戸市立住吉中学校以来。
シードブロックは、関東甲信越ブロックと近畿ブロックとなります。
おめでとうございます。
Nコン2020テーマ
とびら中学校の部担当
Little Glee Monster担当はリトグリことLittle Glee Monster。
なるほど、そうきましたか。楽曲制作もやってるんでしょうか?
課題曲もアカペラとかもありえるんでしょうか?
なお、来年のNコン全国コンクール開催日は、11/21(土)~23(月・祝) です。
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【Nコン2019】小学校の部の感想を少し…そして今日は中学校の部!SHISHAMOも登場
小学校の部の金賞校の感想
小学校の部を半分くらい見ました。金賞校の七生緑小学校の演奏の感想をとりあえず。
課題曲は母音・子音がやや強調し過ぎかなという気もしなくもなかったですが、気になったのはごく些細な部分で、他の学校より“先”を行く音楽を探求している印象でした。
「楽譜通り美しい声で歌えばゴール」というひと昔前の合唱コンクールの価値観の先を行っています。
5月の更新で、この課題曲はそのまま歌うとダラーッとした印象になりそうだから、曲の頂点を決めたり、鳴き声の部分等を工夫しても良いかも、と書きましたが、構成・声ともに十分に工夫された跡が見えて、理想的な課題曲で満足でした。
審査のポイントとなりそうな部分もバシッと決めてましたね。
課題曲の出来の良さは比較するとよくわかります。
演奏校が進むにつれてそれは確信になり、トップバッターの不利さを逆に有利に変えていたような気がします。
やはり課題曲は大事です。
自由曲はオペレッタのような楽曲。
新曲は過去には正直「あれ?」と思う年もありましたが、去年・今年と全国の学校に良い方向性を示す楽曲だと思います。
音楽にも奥行きがあって、場面転換が目に見えるようでした。
その場面転換をさらに観客に魅せるための工夫もよく練られていました。
自由曲でもやはり“先”に行ってました。
今日は中学校の部
そして、日付が変わって今日は中学校の部。あえて最終日とは言いません。
中学校の部は予定通りの開催予定です。
SHISHAMOの3人ももちろん登場します。
今年の課題曲、本当に大好きになりました。
中学生の皆さん、“軽快で爽やか”な課題曲を期待してます。
番組の最後には来年の課題曲制作者の発表もあります。
令和元年度第86回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール
中学校の部
日時
10月14日(月・祝) Eテレ 午後 2:00~午後 5:00 (生放送)ゲスト司会
加藤 諒(俳優)ゲスト
SHISHAMOリポーター
スピードワゴン(井戸田潤、小沢一敬)総合司会
赤木野々花アナウンサースペシャルステージ
指揮:松下 耕 ピアノ:斎木ユリ パーカッション:小林洋二郎スペシャル・ステージでは、SHISHAMOさんが「君の隣にいたいから」を披露するほか、出場校の代表生徒によるスペシャル合唱団がSHISHAMOさんのヒット曲「明日も」の合唱版を演奏します。

出場校
1. 関東甲信越ブロック代表 豊島岡女子学園中学校(東京)「つばさ」(谷川 俊太郎/相澤 直人)
2. 東北ブロック代表 青森市立沖館中学校(青森)
「Ave, Regina coelorum(幸あれ天の女王)」(S.シュトローバッハ)
3. 東北ブロック代表 郡山市立郡山第五中学校(福島)
「混声合唱組曲「嫁ぐ娘に」から
「かどで」(高田 敏子/三善 晃)
4. 近畿ブロック代表 大阪市立文の里中学校(大阪)
女声合唱とピアノのための「不可思議のポルトレ - 与謝野晶子の四つの詩 - 」から
「明日」(与謝野 晶子/信長 貴富)
5. 東海北陸ブロック代表 富山大学人間発達科学部附属中学校(富山)
混声3部合唱とピアノのための組曲「クレーの絵本 第1集」から
「あやつり人形劇場 1923」(谷川 俊太郎/三善 晃)
幻想喜歌劇「船乗り」から
「格闘の場面 1923」(谷川 俊太郎/三善 晃)
6. 関東甲信越ブロック代表 品川区立鈴ケ森中学校(東京)
合唱組曲「五つの童画」から
「どんぐりのコマ」 (高田 敏子/三善 晃)
7. 中国ブロック代表 出雲市立第三中学校(島根)
混声合唱とピアノのための「たましいのスケジュール」から
「影絵」(覚 和歌子/横山 潤子)
8. 北海道ブロック代表 中標津町立広陵中学校(釧根地区)
女声合唱曲集「笑いのコーラス」から
「贈り物」
9. 四国ブロック代表 綾川町立綾南中学校/高松市立国分寺中学校(香川)
「アカペラによる二つの熊本県民謡」から
「五木の子守唄/おてもやん」(若松 正司[編曲])
10. 九州・沖縄ブロック代表 熊本市立帯山中学校(熊本)
無伴奏同声合唱のための「梟月図」から
「人魚」 (宗 左近/鈴木 輝昭)
11. 関東甲信越ブロック代表 清泉女学院中学校(神奈川)
「春」(新川 和江/信長 貴富)
審査員
| 中学校の部 |
|---|
| 加藤昌則(作曲家) |
| 木下牧子(作曲家) |
| 辻秀幸(指揮者) |
| 名島啓太(指揮者) |
| 高橋啓三(声楽家) |
| 臼井学 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官) |
| 荒川徳子 (全日本音楽教育研究会中学校部会長) |
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