学生合唱における「厳しさ」とは?学校教育における「合唱コンクール」のあるべき姿は?
「学生合唱における厳しさとは何か?」
「学生合唱特有の特徴とは?」
について竹内秀男先生
の著書に
興味深いものがあったので、
一部要約して紹介します。
(今年の中学校の部の審査員です)
■合唱における「厳しさ」とは?
合唱の厳しさを生徒で話し合いをすると・・・
→「“練習”よりも“生活指導”が厳しい」
↓
服装や頭髪等の学校の決まりや、
人に接する態度、マナーを徹底させていた。
→協調して作品を作り上げていくには、
規律ある社会性が求められ、
個人のわがままは許されない。
■学校における「合唱」
◎開始前に条件を整え、
準備ができていることが大事。
◎異なる学年の生徒が集まるから
進歩の状況が極端に違うこともある。
→遅れた子をどうリードしていくか?
進んでいる子が遅れた子に
どうかかわるよう指導するか?
◎生活指導面の苦労も多い。
・家庭内問題で情緒不安定な子
・友人関係のトラブルで問題を起こす子...等
↓
コンクールの優勝
=「生活指導最優秀賞」でもあるのでは?
↓
合唱=音楽的な能力を集めた共同表現
→一人ひとりの子どもの心の豊かさを育てること。
→その子なりの歌う喜びを持たせるよう
指導者が努力することが必要である。
■コンクールにおいて主催者・審査員に望むこと
◎現場の状況に合ったアドバイスを
<過去の例>
大会講評で「アカペラや外国語の選曲」を勧められた。
↓
翌年の講評では「伴奏付きよりもアカペラの方が…」
↓
「要求が高すぎて来年以降参加できない」という先生の声も。
◎上位を狙う学校
生徒の発達段階にそぐわない曲でも
「ヤラセ」るしかないと教師は曲探しに東奔西走する。
→コンクールはウルトラCができた団体のみが
勝ち残るものではない。
↓
生涯にわたり合唱するために
基礎的なことを無理なく吸収できる場を。
↓
<主催者や審査員に求められること>
生徒の発達段階や現場の実情、
実態を知った上での発言を。
→大人の感覚のみで要求するのではなく、
着実な合唱教育の方向性を示して欲しい。
(要約出典:「美しいハーモニーを求めて」
竹内秀男著、教育芸術社)
合唱好きが集まるブログはここ
にほんブログ村
【Nコン2012】全国まであと1週間!今週末はNコン番組三昧~YUI特番&ブロックコンクール放送
今週末はNコン関連番組が続々放送。
まずは明日、YUIさんの特番第2弾、
「YUIとみんなのテレビfight 」が放送されます。
チャンネル:総合
放送日時: 2012年9月29日(土)
午後4:45~午後5:30(45分)
======
79回目を迎えたNHK全国学校音楽コンクール。
中学校の部の課題曲「fight」を作ったのは
シンガー・ソングライターのYUI。
歌が広がっていくなかで、
全国の中学生たちが「fight」に思いを託した
メッセージをYUIに寄せている。
YUIと若者たちが歌を通して、
テレビで、ラジオで、インターネットで、
そして実際に向き合いながら、
いま、現実を生きている中学生たちの姿を
浮き彫りにしていく。
【出演・語り】YUI
======
といった内容です。
訪れたのは八丈島の八丈町立大賀郷中学校。
島の中学生がNコン予選に参加するまでの
ドキュメンタリーを軸に放送されるようです。
NHK for Schoolブログ からも抜粋すると、
======
YUIさんが投稿してくれた中学生すみれさんのもとを訪れます。
八丈島の中学校で音楽部の部長を務めているすみれさんは、
先輩にあこがれて自ら部長になりましたが、
うまくいかないことが多くて悩んでいます。
そんなときに励ましてくれたのが「fight(ファイト)」でした。
すみれさんや音楽部のみんなの、
「fight(ファイト)」への思いや悩みを受け止めていくYUIさん。
ふれあいの中でさまざまなことを感じていきます。
======
そして、先日も告知していた
ブロックコンクールの放送もあります。
東北では明日からの放送で、
その他のブロックは日曜日の放送です。
【北海道】
30(日)午後2:00~5:00 Eテレ(北海道地域)
【東北】
小学校の部:29(土)午後0:00~1:45 Eテレ(東北地方)
中学校の部:29(土)午前9:20~11:20 Eテレ(東北地方)
高等学校の部:30 (日)午後2:45~5:00 Eテレ(東北地方)
全部門:29 (土)午後2:00~6:00 FM (東北地方)
【関東甲信越】
30(日)午後2:00~5:00 Eテレ(関東甲信越地方)
【東海北陸】
30(日)午後2:30~5:00 Eテレ(東海北陸7県)
【近畿】
30(日)午後2:30~5:00 Eテレ(近畿地方)
【中国】
30(日)午後2:00~5:00 Eテレ(中国地方)
【四国】
30(日)午後2:30~5:00 Eテレ(四国4県)
【九州・沖縄】
30(日)午後2:00~5:00 Eテレ(九州・沖縄地方)
※ 放送予定は変更になる場合があります。
【Nコンライブ2012】
※スマートフォンやタブレット端末でも視聴できます(非対応機種もあり)。
※環境によっては視聴できない可能性があります。
合唱好きが集まるブログはここ
にほんブログ村
やっぱりいいな、「未知という名の船に乗り」~阿久悠さんと小林亜星さんのロックなコラボ課題曲
さっき「未知という名の船に乗り」を
繰り返し聴いてたんですけど、
やっぱりいい曲だなぁ。
昭和56年の小学校の部の課題曲で、
私が生まれた頃の課題曲で、
知ったのは先輩たちの演奏でした。
たぶん、授業か何かで歌った気もします。
小学校の部で8ビートというと、
この課題曲くらいしか思い浮かびませんが、
詩と曲の相性が抜群で、ノリが良くて大好きです。
阿久悠さんと小林亜星さんのコンビですから、
当然のごとく生まれた名課題曲。
制作エピソード は以前の記事を。
「心に鍵はかからない」とか
「愛という名の舵をとり」とか、
一見、キザなフレーズが並んでますが、
陳腐なフレーズは一切なくて、
今でもすべてが新鮮で語呂もいい。
ちょっと背伸びした小学生の
冒険者像が浮かびます。
2番のこの部分も特に好きで、
======
心はいつもパノラマだ
楽しい世界を描いていれば
どんな小さい窓辺にも
未知という名の船が着く
======
大人になって詩を読むと、
改めてこの詩の良さを実感。
上手くは説明できないんですけど(笑)
この詩を渡された小林さんも
きっとテンションが上がったことでしょう。
======
ちょっと不思議も
ちょっと疑問も
ちょっと悩みも訪れる
======
1・2番で共通で登場する
この部分の言い回しなんて、
何気ないように見えて
とても洒落てるんですよね。
「ちょっと」が3回並べられて
未知への冒険に向かう
主人公のいろんな気持ちが
すごく伝わる部分なんです。
最後の「サバダバダバダ」は
どういう意味だっけな?
教育音楽に解説してあったような?
Wikipediaには「波をかきわけて進む船の感じ」
とありますが、きっとそんな感じですね。
爽快感と疾走感のあるエンディングで、
歌い終わった後、気持ち良さそう。
今も歌われてるのかな?
ぜひ今の子どもたちにも歌って欲しいです。
この年の優勝校は八戸市立図南小学校。
前年の八名川小の歌声も大好きですけど、
図南小も本当に良い声づくりがされてます。
顧問の吉田とみえ先生は、八戸の音楽教育に
大きく貢献された先生だそうです。
「この歌声は児童合唱にしか出せない魅力だよね」
と私は胸を張って言えます。
合唱好きが集まるブログはここ
にほんブログ村
