関東甲信・東北の大雪について


原因は地球温暖化です。地球規模で発生した海水の温度上昇による水蒸気が

雪となって関東甲信・東北地方に降り注ぎました。各地で15日(土)、16日(日)

は大雪となり、大変な経験をしました。


確実に押し寄せている地球温暖化の影響は、今後益々頻繁且つ強度になります。

人類は今こそ、知恵を結集し、高度な技術で温暖化を受け止め、プラスに転じて

いかねばなりません。


一方、官民揃って「心豊かなライフスタイル」を浸透させていかねばなりません。

自然エネルギーの活用、原子力発電の完全廃止、身近なことでできることを

一丸となって実施していかねばなりません。


もはや地球は極めて小さな存在となっています。国別を超えて、これからは

地球全体が一国のように価値観を共通化させる必要があります。がんばりましょう。

               

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地球温暖化のニュースを聞いて


「驚くべき事実が分かりました」ということで、地球温暖化が何も手を打たれずに

このまま進行すると、数十年後には砂浜の90%は失われ、一定の対策が取られた

としても、50%が消失してしまいます。


地球温暖化は地球規模での変化ですから、地球規模での各国の対策が必要となります。

自然の進行のスピードに対して、人類の反応は遅く間に合いません。二酸化炭素の

削減目標についても明確な対応が必要です。


世界各地で気候の大変化が見られます。企業、一般家庭での積極的な対応も必要です。

持続可能な成長へ総力


2013年12月11日水曜日の日本経済新聞第二部で石原環境大臣と茂木経済産業相

による次の寄稿がありました。


集中豪雨や旱魃、大型ハリケーンなど、異常気象が原因により自然災害が世界各地で

多発しています。地空温暖化の進行を食い止めながら持続的な経済成長を達成するには、

温暖化ガス排出を抑制する施策の実行やエネルギー効率の高い機器・技術の開発促進、

再生可能エネルギーの普及拡大が不可欠です。


次はエコプロダクツ2013実行委員長の東京大学教授山本良一氏による提言です。


人間起源の温暖化深刻


統計データがまだ少ないので地球温暖化によって強力な台風が発生しているかどうか、

確信を持っていえないところはあります。しかし科学的な不確実性が残っても、科学の

予測どおりに行けば大変な被害が生ずるような問題については、あらかじめ策を講じ

なければいけない段階でしょう。原発事故の影響で火力発電への依存度が高まり、

劇的な温暖化ガス排出削減が難しい状態とはいっても、地球温暖化は待ってくれません。

一刻も早く日本が「環境立国」への本道へ戻らなければいけないと考えます。


この程IPCC第5次評価報告書が発表されましたが、2007年に発表された第4次評価

報告書の倍の2000頁で構成されます。その中で地球温暖化の原因分析に第4次の倍

の160頁を充て、95~100%の確立で人間起源の地球温暖化が起きていると結論

付けています。


地球温暖化、枯渇製資源の大量使い捨て、生物資源の絶滅速度の高まりといった

時間的に不可逆的な劇的変化が起きているのに、政策も経済も人間の都合だけに

合わせているだけではもうだめだということです。


地球全体がおかれている状態を客観的に認識した意思決定をしていかなくてはならない

段階です。今の状態のままで行けば後20年ぐらいで産業革命以前に比べ気温上昇が

セ氏2度を突破する危険水域に入ります。これは今回、IPCCが出した重要なメッセージ

です。


それとこの十数年間、欧米の科学者、知識人は地質年代の名称変更を唱えています。

現在は一万一千年前に氷河期が終わり、間氷期になり、完新世という年代ですが、

それを「人間世」に変えようというのです。

います。


例えば人類全体が農耕地に利用する面積は南米大陸に、牧草地はアフリカ大陸の

大きさに匹敵します。それだけを考えても、細切れになった自然が人間圏の間に散ら

ばっているが現在の正確な姿で、今後の自然の保全は人間の意志に委ねられています。


ライフスタイル変革を世界自然保護基金(WWF)、欧州連合(EU)が提唱する『ワン

プラネット・リビング』(地球一つ分の資源で持続可能な生活や社会を実現すること)

という考え方は重要です。現在の先進国で営まれているような、いずれ地球数個分

もの資源を必要とする生活を改めて、一つの地球が持続できるライフスタイルを世界的に

推進することが必要です。EUはそれに予算を付け始めています。













COP19の成果について


(1)各国は自主的に策定した削減目標の案を2015年のCOP21よりも「十分に早い時期」

に提出し可能な国はその年の3月までに提出することが決まりました。しかし、一方で、各国

が提出した削減案を互いに協議するプロセスについては、中国やインドなどからの反対で

合意文書に盛り込むことができませんでした。

 また、会議の最終版で、新たな枠組みの中での各国の目標の位置づけについて“守るべきもの”

という「コミットメント(約束)」という言葉を使うことにインドが反対したため、“自主的な目標”という

意味合いが強い「コントリビューション(約束)」という言葉に変更され、実効性を持った排出削減の

枠組みを作るうえで課題を残しました。


(2)既存の仕組みのもとに「ワリシャワ国際メカニズム」という新たな組織を設けることが決まり、

資金や技術面などでの途上国の支援が強化されることになりました。


(3)日本の低い新目標には批判が集中しました。今後は自然エネルギーの活用を中心とした

小さな努力の積み上げで失われた信頼を取り戻す必要があります。


心豊かなライフスタイルを目指して小さな努力を積み上げて行きましょう!


地球温暖化どこまで深刻か


IPCCの第5次報告書では人間の活動が20世紀半ば以降の温暖化の支配的な

要因であるとほぼ断定しています。前回報告書に比べて海の観測データが増え、

計算モデルも改善されました。大気中の微粒子(エーロゾル)が熱の出入りにどう

影響するかの理解も進みました。地球がどれぐらいのエネルギーを受け取り、

どのように気温上昇をもたらしたかがより正確に見積もれるようになりました。

第5次報告書では気温上昇の『半分以上』が人為的な原因で起きた可能性は

きわめて高く、確信度は95%以上としました。


世界の気温が上がらなくなった『ハイエクタス(中断)』については、温暖化の科学が

間違っているとはまったく違います。太陽活動が弱まった結果、(地球を宇宙線

から守る磁場が弱まり)地球に届く宇宙線が増えて雲の生成を促し、日射がさえ

ぎられて気温が上がらなくなったとの説もありますが、人工衛星のデータでは

地球が吸収する熱は減っていません。ハイエクタスが1990年代終わりから

続いているのは意外です。いずれ上昇に転ずるでしょうが、実際に上がらない限り

最新の論文を基に科学的な説明を試みても温暖化を信じない人は聴く耳を持たない

と思われます。


従来の予測では、世界の平均気温は1970年ごろ~1990年代終わり頃までと同じ

ようなペースで上昇し続けるとされていました。実際は1980年頃から上昇が鈍り

、現在までほとんど上がっていません。自然変動の影響と考えられます。


自然変動とは大きく2つあります。

一つは太陽活動の変化や火山の噴火です。

もう一つは空気や水など物理学でいう『流体』が持つゆらぎで、内部変動とも

呼びます。


内部変動による気温のゆらぎが、温暖化ガスによる長期的な気温上昇と重なった

らどうなるでしょうか。内部変動で気温が上がる局面なら上昇は更に大きくなりますが、

気温が下がる変動と重なれば上昇は弱まるかなくなります。それが今起きている

と思われます。


こころ豊かなライフスタイルを目指しつつ、私達は大きな見方で事実を客観的に

捉えて判断していく必要があります。


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