Lady Strawberry アパレル君 -70ページ目

第11話 事故 前編

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二人が帰ったダイナーは、いつもの姿に戻った。

マツダは、ヘルメットとサングラスを外し、ライダースを脱ぎ捨て、ネルシャツとTシャツも脱ぎ、傷だらけの上半身を裸に解放してリラックスしている。

俺はマスターに、聞きたかった事を、ぶつけてみた。

「ゴキブリと、よく絡んでるんですよ」

「ん、ゴリラのとこか?」

「そうです。」

「勢力拡大とか、言ってるから、邪魔なんだろうな。お前らが。」

「変な髪型の双子がいるだろう。あいつらとゴリラは指名手配中だ」

「ラーメンマン兄弟ですかね?」

「そのラーメンかは知らないが、変わった髪型のハゲで一本だけ長い束の奴らだ」

「それ、ラーメンマン兄弟ですね。何があったんですか?」

「強盗傷害殺人だ」

「殺人か…俺もマツダもチェーンで、殴られましたよ。」

「おぃ、気をつけろよ」

「ありがとうございます。」

マスターと娘さんに挨拶すると、ナプキンにカウボーイを描いているマツダも残して、俺は学校に向かった。

心理学の授業中、教授が嘘の見破り方を教えてくれた。

何かの役にたちそうだ。

「おー!タク、昨日は大変だったな」

「昨日も今日も大変だよ。ところで、ミズマは、学校来てますかね?」

「朝、見に行ったら、休むって言ってたな。」

「おいーす」とゴッチ君が丸井の女を連れて現れると、俺は全員を集めて話したい事があると伝えた。

「全員か?」

「俺達やパーティーに関わる全員だ。タケやミズカミも、静大も常葉も県大も、パンクも全員、21時に市役所近くのデニーズで集まらせてくれ。

デニーズのサエちゃんには、カイチョウから連絡頼む。」

あいつらは、ケツに火がついてる。

こっちも、のんきじゃいられない。

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