もう明日が待っている

鈴木おさむ

世代的にSMAPは私のアイドル。

本の中で鈴木さんが書かれていたような

新しいアイドル像としては全くとらえていなかったので、

世間的にはそういう認知なのだと改めて知った。


デビュー時からずっと伴走されていた著者の鈴木さんだからこそ知り得る話。


東日本大震災後の生放送のこと、

マイケルジャクソンとの共演のこと、

タクヤの結婚発表のこと、

モリクンの引退会見のこと、

5人旅のこと、など、

どれもとても興味深く読ませてもらった。

特に5人旅のスタッフのプロ的手腕と

リーダー、シンゴのプロ的気の回し方は

ホントに素晴らしいと思った。


しかし私が1番知りたかったスマスマでの

解散会見のことは、

正直、私には意味がわからなかった。

どこかぼやかして書かれていて、

そもそもウワサも何も知らない私は

何のことやら全くわからなかった。


…で、なに?

何で解散になったの?

1対4になるってなんのこと?

メリーさんが5人の喋る内容をコントロールしていたってこと?

5人の言葉は嘘だったの?


誰か教えてください🙏




図書館でリクエストしていた本。

「予約多数資料」で、なるべく早くご返却くださいとシールが貼られている。

期待が高まるー!


軽すぎず重すぎず。

読後、少し心静かに味わっていたくなるような本だった。


葬儀業という誰しも関係する「死」を取り扱う職でありながら、

どこかしら避けたくなるような職。

そんな葬儀業を中心に据えて、

それに関わる人たちの話。


『夜明けのはざま』というタイトルは、

死を挟んでこちらとあちらという意味か。

舞台となる葬儀業はそのメタファー。


「芥川さんの気持ちを受け取って、わたしが柳沢さんにたくさん伝えますよ。繋げます。だから、大丈夫。自分の手で繋げようとしなくたっていい」

主人公の真奈が言った言葉。


繋げるとは?

此岸と彼岸を繋げる。

今の連続が明日になり未来へと繋げる。

日々の生活の昨日が過去になって思い出に繋げる。

人間関係を繋げる。

わたしとあなたの会話を繋げる。

家業を繋げる。

母と子と命を繋げる。


繋げたくても繋げないこともある。

繋げたくなくても繋げてしまうこともある。

繋げられないし繋げたくもないこともある。

繋げたくて繋げることもある。

どうしても繋げられない。

どうしても繋げてしまう。


生きるということは、

選択の連続だ。

瞬間を繋げる行為だ。

繋げることは、無意識のこともあるし、

軽い気持ちでサクサク進むこともある、

悩み抜くこともある、逡巡することもある、

断腸の思いで決断することもある。


死ぬことは繋がらなくなることか。

1人の人生としては終わりを迎えるが、

その人を知る人との繋がりは

また新たな始まりを迎える。


葬儀業は

その新しい始まりを繋げる仕事だったのだ。














成瀬は天下を取りにいく

宮島未奈


本屋大賞おめでとうございます。

私は静岡書店大賞を取られたことで興味が湧いて

しばらく前に図書館で予約して。

そしてちょうど本の準備ができたと連絡を受け取りに行ったその日に本屋大賞を受賞されて。


まずは表紙のイメージから

ヤングアダルトコーナーにありそうな

私には若すぎる内容なのかなぁとか。


そして読み進める中で、

これは映像になりそうな作品だなぁとか。


読後は、すこし硬いメロンのような

甘さ控えめでそこはかとない上品さがあってとか。


今時の単語がたくさんでてきて

10代20代の登場人物の会話でも砕けすぎず

でも時代感はちゃんとあって。

軽すぎずちょうどいいあんばい。


内容的には

成瀬が変な人すぎなくて

ちゃんと最後には普通の感覚のある高校生だった思えてとほっとした。


映像になりそうと思ったのは、

設定が日常ありそうな風景で描きやすそうということと、

それだけ人物が描けていたからかなのかとふと思う。


それにしても

京大卒の才女が書いた本だったなぁと思った。