踊れ、かっぽれ
実石沙枝子
静岡市清水区に実際にある清水みなと祭りで
踊るかっぽれを題材にした高校生たちの青春物語。
私は清水の近くで生まれ育ったため、
背景の描写が大体見当がついて
妙なリアルさで読み進めることができた。
内容的には正直、私には青臭く感じてしまったけれど
読後感は悪くなかった。
よくある高校生のよくある新学期から夏休みの期間の
正味4ヶ月の物語だが、
思春期真っ只中の彼らは、
その日々の中で多分ものすごく色々感じて、
色々考えて、
わからなくなったりわかったような気がしたりしながら
成長したんだろうと思った。
今を思いっきり味わってほしいと老婆心ながら願った。