サラリーマン家庭に育った僕は、自営業に対する肌感覚がありません。昨日の夜、経済番組を見ていたら、女性社長さんが、小売業の勉強をしなくても、幼い頃から小売業のお手伝いをしていたので、自ずと分かっていたとおっしゃっていました。
これは本当によくわかります。僕は高校を出たあと、2年間の空白期間があります。世間的には大学浪人みたいになっていますが、実際は浪人生活はしていません。都心に転居し、ビジネスチャンスを伺っていました。結局、資金も手段もうまくいかす、2年後、一つだけ受けた国立大学に進学しました。要するに「敗北」です。
大学進学後に、とある職場にアルバイトで採用されました。社長さんには別宅があり、そこに一人で住まわせてもらいました。
たまたま、社長さんは元教員であったので、とても話が合いました。1年後、隣町に店舗付き住宅を建てたので、事業をやってみないかと誘われました。条件もよく、成功できれば多額の収入が期待できました。大学に単位も取れていたので、挑戦してみました。
当然、大学生の僕には最初からうまくいきません。一生懸命貯めたバイト代が消えていきました。一番は集客ができないことです。仕事のコツは数年間、毎日やれば覚えられますが、お客様がきてくれなければ、徒労に終わります。
一番応えたのは、学生としては大金を叩いて、新聞の折り込み広告をいれたのに、1件の問い合わせがなかったことです。これでお仕舞いにしょうと、社長さんに相談しました。そうしたら、「大丈夫、問題なし、続けることが肝心」とのアドバイス、当時の僕には、その意味がわかりませんでした!
じゃ、どうなったの? →追い詰められた僕は、あるアイディアを思いつきました。隣町で社長さんがやってるお店のお客さんの一部を無償で引き受けることです。これにより、自分のお店にお客さんが来て繁盛しているように見えました。これがきっかけで、新規の顧客をつかむことができました。
行書の事務所も同じで、知っていただける(信用、信頼も含めて)には時間がかかります。でも、今回の僕には若さ(時間)がありません。体力(健康)が続く限り、並行して時間をうまく使っていく必要があります。これについては次回へ。 今日はここまで。