おはようございます。
いのち・こころ・からだ・くらしのサポーター千葉しのぶです。
先日、再開しました大野田コミュニティセンターでのベビーマッサージ教室。
その中で赤ちゃんの肌の調子を伺ったところ、
「うちの子、乾燥肌なんです」
と話してくれるママが何人かいました。
「赤ちゃん肌」
って言葉があったりするので、赤ちゃんの肌はスベスベのイメージが強い人多いかもしれません。
●赤ちゃんの肌は基本的に乾燥肌
生後3か月頃までは、ママのお腹の中にいた時のホルモンの影響で、皮膚をバリアしてくれる『皮脂膜』が残っているのですが、その後は、皮脂の分泌量が少なくなっていきます。
それは、ニキビができるお年頃、思春期まで続くのです。
このグラフを見たら一目瞭然。
赤ちゃんの肌は乾燥している、何ら不思議じゃないことがわかりますね
「脂漏性湿疹といわれるべたべたしているものが新生児のころ赤ちゃんの皮膚についていました」
生まれて間もない赤ちゃんが脂漏性湿疹になるのは、赤ちゃんが皮脂の分泌をしているからではなく、お母さんのお腹のなかにいた時の影響なのです。
●洗いすぎていませんか?
ただでさえ、皮脂の分泌量が少ない赤ちゃん。
ゴシゴシ洗っていませんか?
石鹸を使うなら、泡立てたものをのせて泡で優しく洗うようにしましょう。
そして・・・。
その石鹸
これまた使いすぎも要注意です。
私も息子が幼き頃肌トラブルがあったのですが、極端に汗をかいたに使ったり、食べ物やよだれで汚れたところで使ったり…くらいしか使いませんでした。
皮脂の分泌量が少ない赤ちゃんの肌は皮脂でおおっているバリアが未熟です。
そんな赤ちゃんの肌を石鹸であらったら、そのバリアを壊してしまって、ますます乾燥することに繋がります。
石鹸を使うなら、選ぶ際は、保湿効果がある石鹸がいいですよ~。
ほかにも乾燥肌の赤ちゃんがいるママは
・柔軟剤は使わない。
・洗濯洗剤に気を付ける
ということも見直してみることをお勧めします。