◾︎子どもにわかりやすく節分を伝える | 仙台市 子育て応援 ちばしのぶ

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いのち、こころ、からだ、くらしのサポーター千葉しのぶです。


今日は節分ですね!

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プリ画像より


季「節」の「分」かれ目の節分。


実は春夏秋冬あります。


旧暦では2月3日が大晦日にあたるので、立春前のこの日が盛大に行事が行われるのだそう。



~一部抜粋~

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子:ねぇ、節分で豆まきするけどどういう意味があるの?

親:鬼を追い払って1年を無事に過ごせますようにってお願いするわけなんだけどね、昔は病気になったり地震とか嵐が来たりするのは、鬼のせいだって思われてたんだよ。

子:え~?なんで?

親:昔は今と違って病院もないし天気予報もないよね?だから、なんで病気になったり、嵐が来るのかは人にはわからないものだから怖かったんだよ。

鬼ってね、地獄にいるものって昔は信じられてたんだけど、鬼が人を病気にしたりして地獄へ連れて行っちゃおうとしてるって考えたんだね。

天国とか地獄って亡くなった人が行くところでしょ?病気や災害は、人が亡くなることもあるからそういう風に信じられるようになったのかもしれないね。

子:なるほど、だから鬼に来てほしくないから追い払うわけだね!でも、なんで2月なの?

親:節分て言うのは漢字を分解すると分かるんだけど、季節の節と分かれ目の分で節分ってなってるでしょ?

子:うん、うん。

親:つまり季節の分かれ目って意味で、2月の節分は冬から春になる分かれ目なんだよ。昔のカレンダーは、春が1年の始まりだったから、2月の節分は特に大事にしてたんだ。「次の1年も健康で無事で暮らせますように」って。

それに、季節の変わり目は寒かったり暖かかったりして風邪を引いたりしやすいから、昔の人が「鬼が悪いことをしてる!」って思っても不思議じゃないよね(^_^;)

子:そっか!僕もこの前、風引いちゃったもんね(汗)でもさ、鬼をやっつけるのに豆って弱くない??

親:確かに攻撃力はないよね(笑)でも、「豆」っていう言葉には「鬼をやっつける」って意味もあるんだよ。

子:え~?意味分かんない!

親:「まめ」の「ま」は悪魔の魔で鬼っていう意味で、「め」はその目、つまり鬼の目ってこと。

それでね、豆まきに使う豆は火で炙った「炒り豆」って言うんだけど、火で炙ることを「炒る」て言うんだ。

「いる」っていう言葉は、他には弓で矢を撃つっていうことをも「射る」っていうんだ。だから、「いりまめ」って「鬼の目を撃つ」っていう意味にもなるでしょう?だから、炒り豆は鬼を攻撃するのに最高なわけだよ(^_^;)

子:ふ~ん。なんかダジャレみたいだね。

親:そう!そんな感じだね。昔の人はそういう言葉遊びが上手だったのかもね(^^)v

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言葉を考えれば幼稚園の子にも伝えられそう


改めて意味を知ると日本人って自然の流れをとても大切にして暮らしてきたのだな、ということに気づかされますね。


暦を知ることって大事。


未来に繋げていきたい大切なことだと思います。