0325 ガンプラ 成型色+ウェザリング仕上げ 第1回 ニッパー編 | ㈲保土ヶ谷車輌

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戦車プラモデル製作と第1世代ミニ四駆。ロードスターのブログです。

こんにちは。1日財布からお金を出さず生活するのは、以外に難しい事を知った管理人でゴザイマス。さて、今回はガンプラの続きです。プラモを購入すると開封して、すぐ製作と行きたくなりますが、いくつチェックポイントがありますので、改めて抑えておきましょう。先ずは必要な工具をあげて行きましょう。1番最初に使うのはこちら。




そうニッパー、ではありません。(゚д゚)!
ハサミになります。コロナ禍前は各地のプラモ製作会(殆どタミヤのテストショット組立会)に行っていたのですが、センベエやポテチの袋みたいに空けると、ランナーを豪快に床にばら撒いてしまうのを度々見かけました。普通のハサミだと綺麗に切れないので、写真のキッチンバサミがおすすめです。スポンジヤスリを切ったり、空箱の破砕などにも活躍します。余談ですが、プラモ製作会で他の方に貸して〜と言われたベスト3は①マスキングテープ②ハサミ③1.2ミリとか0.8ミリのピンバイス④瞬間接着剤になりますよ。



ニッパーのおすすめがこれ。タミヤクラフトツール123番『先細薄刃ニッパー』お値段約3000円とお高めですが、後で上げる『アルティメットニッパー』には性能では若干劣るものの、ホビーコーナーのある家電量販店や全国の模型店では、ほぼ扱いがあるので、補充が効きやすいのが最大のメリットです。太いクリアーパーツは切れませんので、MGやダブルオーをメインに作られる方は別途クリアーパーツ用にもう1丁ニッパーが必要になると思います。



現在、ヌルっと切れるニッパーと頂点を二分しているのが、ゴッドハンドさんの『アルティメットニッパー』です。性能は文句なしですが、通常のニッパーと違って、刃先で無く刃の腹で撫でる様にして切るニッパーなので、扱いに少々コツが入ります。あと品切となる事が多くて、特に左利き用なんかは数回しか見た事がありません。




こちらはグッドスマイルカンパニーさんのニッパーです。これはスリーピークス技研さんのOEM製品となります。ロゴにこだわらなければ、ホームセンターでも手に入れる事が出来ると思いますし、2000円以下で購入出来るかも知れません。スリーピークスバージョンは持ち手の色も選べます。クリアーパーツも切れますので、OO派におすすめです。



使い古しですいません。タミヤモデラーズニッパーです。元々はミニ四ニッパーと言う名前でした。当工場では20年以上のベテラン工具で、ランナー処理、真ちゅう線切断などに現在でも使用しています。



こちらはミネシマさんのベビーニッパー。ワンコインで買えます。コレは後述するパーツオープナーが欲しかったのですが、初心者セット同梱のものしか売っていなかったので、その際に購入したものです。ニッパーは大まかな切断用とギリギリを攻めるもの2本用意しとくのが、無難です。



ニッパー以上に使用頻度が高いのがコレ。デザインナイフになります。百均にもありますが、使い心地が明らかに違います。模型ブランドで無くても、OLFAやNTカッターなどのメーカー品を使う事をおすすめします。タミヤは3つランクがあって、写真のデザインナイフが1番安価な製品となります。この上にモデラーズナイフ、モデラーズナイフプロがあります。管理人は全部所持してますが、1番使いやすいのは、このデザインナイフだったりします。



これはwaveさんのパーツオープナーという道具です。組み間違えた時にスキマヘ刃先をツッコミ、テコの原理でバラします。最近はポリキャップ自体が減りましたが、ポリキャップの入れ忘れや、前後が判りにくいバンダイのMGバルキリーなどで出番があると思います。単体だと400円位だと思います。こちらはジョーシンのプラモ工具セットに入ってたものになります。



パーツ外しはバンダイスピリッツバージョンもあります。こちらは樹脂製で、ポリキャップつぶれが治せる用になっていますが、お値段は約300円とちょっと高め。



最初のうちはピンセットはツル首のものが一本あれば良いと思います。実はニッパー以上にお金をかけると使いごごちが違う工具だったりします。ただピンセットは何本あっても困らない工具なので、必要になった時点で徐々に増やしていきましょう。



こちらは逆作用ピンセットになります。ガンプラではあまり使わないかも知れません。戦車の手スリや飛行機のミサイルなどのパーツを普通のピンセットで挟むと変な力が入った瞬間に魔空空間(宇宙刑事ギャバン?)に消えて行きます。このピンセットを使えば、パーツを接着したり、組みこんだ後にピンセットだけ抜く事が出来ます。お値段も約400円とリーズナブルでおすすめです。
さて、工具が揃ったところで開封して行きましょう。


ガンプラやバンダイスピリッツのキットにはランナーの見取り図が載ってますので、おおまかに目を通す事とランナーの数を数えておきましょう。ここで不良品があれば、お店かメーカーが交換してくれます。当工場でガンプラの成型不良は過去1回だけデスティニーガンダムの羽が欠けていた事がありました。



ガンプラのパーツはだいたいAランナーが派手な事が多いですね。最新キットだと手や足がランナーごとにブロックで分かれている場合もあります。MGとかになると手、足、関節で同じランナーが2枚ずつある事が多いです。




最近発売されたタミヤのプラモデルには、見取り図がありません。ですので、部品請求書でランナーを確認して下さい。余談ですが、キットによってはAランナーが無いモノや、コトブキヤのキットみたいにZまで使い切り、以降はア〜なんてキットもあったりします。あとイタレリみたいにランナーの番号が無く、部品が全て番号のものもあります。さて、いよいよ刃入れと行きたいところですが、スミ入れペンが見つかりません。ですので、購入してからのスタートになりそうです。