〈長崎市 琴海形上町〉
登り口まで行ってみましたがその後がわからず。
なので民家を訪ねたり、畑仕事をしている方に場所を聞いてみました。
ですがご存知無かったり、市内の遠くから来て畑を借りているだけとのお返事。
ですが詳しい方のお宅を教えていただく。
でもそこは前回の下木場の稲荷さんの時に一番最初に狙ったお宅で(⇐表現が物騒)。
お返事が無かったお宅なんですよね

再訪問すると、女性が出てきてくれました
良かった〜


お宅が料亭みたいに広いから、最初は声が聞こえなかったのかな?
この方が「木場」を「きば」と教えてくださいました。
しかし稲荷さんについては、
今は道が無くなっており、ルートに詳しいご主人もご不在で

わたしも登り口の目星は付いていたので、再び登り口まで車で行っていると…
ボンボン、ボンボンッ…

年季の入った排気音に追われている

これはまさか!?(不安と期待)
ご主人


↑あの後すぐ帰宅されたご主人が、奥さんにわたしの事を聞いて追いかけて来てくださいました♪
そして案内していただきすぐに稲荷さんに到着♪
独特な祠の中にカラの木製社屋(ご主人お手製)があります。
廃神社です。
琴海町史を執筆された先生もご主人がご案内されたそうです。
その頃は祠はカラでは無かったです。
ご夫婦や、冊子『形上の歴史さるく』によると、
「白狐3体があったが盗まれた。佐賀県鹿島の祐徳稲荷に聞いたら、『もうそのままでいい』と言われた。前はトンゴ飯(ご飯を三角錐に盛りつけて上部をきっている)をお供えしていた。」…〈ご夫婦〉
「お稲荷さんはずっとつないでくれてご利益がある神さまなのでもう参らなくていい」…〈祐徳稲荷神社〉
これはどうやら白狐をお稲荷さんと思って信仰していたと思われるやりとりですね。
わたしが最後の訪問者になるかも
