史跡料亭 花月! ※補足あり | 小さな幸せと長崎♡

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長崎市の神社へ全部行こうとするブログです♪

それ以外にも行っています。

たまにほかの市も☆

❀ランニングもしています♪

今回は長崎市丸山町
史跡料亭花月

へ期間限定ランチへ来ました♪
(長崎県指定史跡)

たまたまお友達の7~8女史も「(行こうか)悩んでる」
と仰っていたので一緒にニコニコナイフとフォーク

(もうブロ友さんと言うより、普通のご近所のお友達となっています☆)

花月は老舗料亭でもあり、歴史の舞台の史跡でもあるんですよ!
↑頼山陽と向井去来(蕉門十哲、松尾芭蕉の優れた弟子のうちの一人)ゆかりの地であります。

去来の句碑は長崎にいくつかあるうちの一つ、「稲妻句碑」です。
(諏訪神社にも句碑が有るのをご紹介した事があります。あちらは「名月句碑」です。)

「いなづまや どのけいせい(傾城=遊女)と かりまくら」

石碑の様な文字を「変体仮名」と言いますニコニコ
↑店内にはほとんど壁を上っている感覚の急な階段。
店員さんに聞くと45度だそうです。
分度器持って行ってください。

建築物としての価値も素晴らしいキラキラ
↑そして史料館もあり
こちらは長崎伝統工芸品「青貝細工」(青貝を使った螺鈿細工)です。

ヨーロッパで大人気でした!

補足:青貝とは…アワビやヤコウガイなどを薄く剥いだ材料。
厚めの細工を螺鈿と言います。
↑長崎伝統工芸品の「亀山焼き」
現在は廃窯(はいよう)。
長崎には幻となった焼き物がいくつかありますがその一つです。

おまけで、このお皿の絵付けに使われている青い絵の具は「ごす」と言います。

そして坂本龍馬の直筆書状。
(写真は複製ですが、すぐ上に本物?ありました)

龍馬たちの商業グループが亀山にありましたが、そこの焼き物が亀山焼きです。

亀山社中と言うのは正式名称ではないそうで

龍馬たちは地元の人々から「社中のもん(者)」などと呼ばれていたとか。

「中」と言うのは、神社巡りされている方はご存じだと思いますが「グループ」的な意味です。
「氏子中」「~講中」「漁師中」など神社に彫られていますねニコニコ
↑☆遠山左衛門尉景晋(かげみち)は長崎奉行。
そう!
あの遠山の金さんのお父上ウインク!

☆頼山陽は江戸時代の歴史家、勤王家、漢詩人で、長崎県の大村湾を「琴湖」と呼んだお方です波
↑澤宣嘉(のぶよし)は長崎県令のような立場
(下記に補足します)
権中納言。
尊王攘夷派の公卿で、「七卿落ち」の一人。

即非は黄檗宗のお坊様。
黄檗三筆と呼ばれる字の達人。
諫早の肥前鳥居の扁額に揮毫もしていました!
↑公文菊僊(くもんきくせん)による坂本龍馬の画や

直木賞作品、なかにし礼の「長崎ぶらぶら節」の、愛八(現長崎市網場町出身)による歌本も。

7~8さんは福山雅治演じる龍馬伝のポスター撮影されてましたニコニコ
世のニーズは私のくどい解説より、やっぱり福山さんですね!

わかっててもやめられないんですぶー
なので読んでくださるかたには本当に感謝していますおねがい

ただ長崎学には「芸能」分野も有りますから、関係する芸能人や映画、歌、オペラ、などは一通り学びました(^^)
↑1番のお目当て「竜の間」の坂本龍馬の(ものと言われる)刀傷ラブ

↑そして素晴らしい庭園を眺めながら…キラキラ
↑お弁当を頂きましたお弁当ナイフとフォークお茶

6月8日までの期間限定お弁当プランを利用しましたウインク 


そして7~8さんのブロ友の皆さんへ伝言です☆
7~8さんはお元気そうで、皆さんのブログを楽しまれているようですが、
忌明けまではブログを書く事やコメント、いいねを控えているとの事です。
7~8さんのブログ、もう少しお待ちくださいねニコニコ

…花月編、次回に続きますウインク

※澤宣嘉のこと、長いのでこちらに書きます…
九州鎮撫総督  兼
外国事務総督  兼
長崎裁判所総督

と言うすごいお方でした。

長崎は当時府県序列が6位(九州では1位)だったので、
澤宣嘉は九州トップ!のお立場でした。