私はいつも神社巡りをしていますが、もうすぐ2月5日、ランタンフェスティバルもあるし唐寺(とうでら)へ行ってみました!
日本初の唐寺、中国人の真円が開基の興福寺(こうふくじ)です。

↑堂々たる山門!赤い

右の絵はこちらの三代目(←初め公開したとき間違えてました、スミマセン
)四代目、ご存知「隠元隆琦(いんげんりゅうき)」です。

隠元さんはその後京都へ。
前後して、二代目は眼鏡橋を架けた黙子如定(もくすにょじょう、中国人)です。
信徒の出身地から南京寺、あるいは赤い塗装なので「あかでら」とも呼ばれます。
↑もうランタンが取り付けられていました。(作業中でした。)
こちらは「媽姐(まそ)堂」です。媽姐は航海の神です。
中国では観音菩薩と見なされることもあるそうです。
こちらには媽姐とその随神の千里眼と順風耳(じゅんぷうじ)の像がありました!
しかし神仏習合って、日本だけじゃなかったんですねえ

よく考えればキリスト教も土着の信仰と交ざっていたのだから、こう言う習合はどこででも起こりうることなんですね。
「表師世萬」(右から。ばんせいしひょう。ずっと人々の模範となる先生と言う意味で、孔子のこと。)とかかれています。
興福寺で仏教(釈迦)、儒教(孔子)、道教(媽祖)を見ることが出来ました

聞いた話ですが本場中国の黄檗宗寺院では、このように1つの寺院に他宗教のチャンポンはされていないそうです。
長崎オリジナルみたいです。
長崎の唐寺は、中国商人達が船に乗せていた媽祖像を、
貿易期間中だけ陸に揚げて(菩薩揚げ、ぼさあげ)安置する、
小さなお堂から始まったそうです。
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