三重大神宮
とカーナビに出ていたので、大神宮なら鳥居は神明系かなと素人考えも出ましたが、気力が余っていたので行ってみることにしました。
神明系(の鳥居)とは、鳥居の上から二本目の貫と呼ばれる横向きの柱が、縦向きの左右の柱から外側に突き出ていません。神社の地図記号の形です。
ではさっそく三重大神宮へ…

↑皇大神宮とあります。その扁額を挟むように、笠木と島木に二ヶ所継ぎ目が有ります。

↑この継ぎ目って石材の大きさの都合なのか、強度の問題なのか、美的センスなのかは解りません。
近辺(私にとっては近辺)には石切場が有ります。

↑柱には明治28年に再建とあります。明治の字の上には、柱の継ぎ目を補強したようなコンクリート(多分)が見られます。
○柱の継ぎ目あり(青丸)、1枚前の写真参照。
○さらに、笠木島木の継ぎ目あり、2枚前の写真参照。
…ウン、なんだか肥前鳥居っぽい!
もちろん本場(佐賀県)のそれとは全く同じではありませんが、肥前鳥居と明神鳥居のあいの子のような


しかし当然私が勝手に肥前鳥居認定はできませんので、あくまでも「個人で思いにふける用」でございます

現に本場の肥前鳥居と言えるものには長崎ではまだ出会えていませんし。
