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解けない問題が並んでいると割り切った上でどうするか。3/3

試験本番では計算間違えをしたり、題意を誤解したり、誤った方向に解き進めたりするものだ。逆にそう割り切って、

自分がしやすい計算間違いのパターンを把握したり、問題を丁寧に読み返す習慣をつけたり、計算地獄にはまる前に自分の解答方針を俯瞰して、問題点をチェックするくせをつけたりすることで、減点の箇所を少しでも少なくする工夫をしておく。

こういったことで自分を見つめ直すことで、何百題もこなすのと同じ効果が得られれば何百題も解きこなそうと焦らずにすむのではないでしょうか。
焦り過ぎもよくないし、安心しすぎもよくない。
だからこそ、問題が解けない時どのようにその問題にアプローチしていくか、が重要になってくるんだと思います。
以上です。

解けない問題が並んでいると割り切った上でどうするか。2/3

比較的今のところ順調に行っているA判定、B判定の方々にも
焦るあまりかどうかは別として勉強が手につかないこともあると思います。
今回はそういった方に向けてもメッセージを送るつもりで、
小話をしたいと思います。

主に数学の話になるが、できるだけ多くの問題を解こうと急ぎすぎるのは
ムダになるかもしれません。
できるだけ多くの問題を解こうとするのは、
「といたことのある問題が受験本番でも出題されるかもしれない」という
考えがあって、たくさんこなさなくてはという焦りにもつながりかねない。

ある京大の数学者はかつてこう言っています。
量に頼るというのは、勤勉という名の知的怠惰にすぎないのだ、と。

勿論受験が近くなった今だから時間を気にするのは当然ではある。
たまには、じっくり考えて一題に数時間なんてのも悪くはないが、
普段は一題に25分くらいが適当だと思います。
しかし、このレベルの大学の2次試験に
過去の問題の焼き回しだけしかでないということはあまり考えられないから、
受験本番の心構えとしては、
解いたことのない問題がでるものだ、そういうものだと考えておいた方が
幾分気持ちも軽くなるでしょう。
むしろ、正解にたどり着くまでの過程をこれからの時期には意識していくと効率が良いようにも思います。

というのは、普段の勉強で、問題が解けない時どのようにその問題にアプローチしていくかを観察することは、そのまま二次試験本番で問題がわからなかった時にどうアプローチしていこうかを決める指針となりえるからです。

すなわち、手がかりの見つけ方や、行き詰まった時の対処法、転換のタイミング、
今までの失敗を総括してみること、こういったことを普段の勉強や今までの経験から見つめ直してみることが、本番で自分を助ける可能性が多いにあるということです。

解答でどこがポイントだったのかを確認することや、
途中でつまづいてのちに正しい方法を見出した時は
そのターニングポイントを見つめ直すことで一般的な教訓を汲み取ることができるかもしれません。

この段階をすっ飛ばして、次から次から新しい問題ばかり解いていくことは、
あまり得策ではないように思います。

ひとつの問題から、多くのことを学べば、たくさんの問題をこなした以上の
価値があると思います。

(2/17に続く)

解けない問題が並んでいると割り切った上でどうするか。1/3

解けない問題が並んでいると割り切った上でどうするか。

今まで主にC判定以下くらいの人に向けて、
絶望したりして、勉強が手につかないという事態は最も避けるべき事態だと、
そして、今の状況に関わらずどうしても行きたいならば受かりたいならば、
センターまではいくばくかは希望的観測をもちつつ、
適切なアプローチをし続けることで目標に近づいていくように激励したく、
自分の意見を話してきました。

しかし、実際 何らかの理由で焦るあまり勉強が手につかないという事態をできるだけ避けるようにしたいということは
比較的今のところ順調に行っているA判定、B判定の方々にとっても同様です。

A判定であっても落ちる時は落ちるということが実際問題として起きる以上、
A判定でも危ないとは、高校の教師もよく言っていることです。

数学の大問ひとつで判定が変わりうるというのも、
A判定が出ていると安心してしまうために危機感を持っている受験生の最後の追い込みに負けてしまうことがあるといわれていることも、
危ない理由のひとつです。(と考えられています。)

安心ばかりしている受験生だけにこういったことを周りが言うのならよいのでしょうが、実際は別に安心しているわけでもない受験生にたいして、
周りがこういうことをいうことによって、
必要以上に不安になってしまっては元も子もないですね。

(2/16に続く)