夜明け前。 -498ページ目

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世界が終わる瞬間

君は何が食べたい?とくだらない質問をした

「あなたが食べたい。」

そう答える君を、心から愛しいと思ったよ。







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電車の中で

老夫婦が真新しい同じ本を横にならんで読んでいた。

同じ本を伏せ、時に微笑み合って、また本に視線を向ける。

なんだか物凄く幸せそうな光景だった。












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冷たい雨の水曜日。

僕の意思なんか、砕けやすいクラッカーのようだな。

そう、窓を見つめながら思ったよ。

意思と呼んでいいものか、決心と呼ぶ方が正しいのか。


欲望には、負けてしまうんだ。

君もそうだろ?