夜明け前。 -272ページ目

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火曜日の今日は、不燃物と、可燃物のゴミの日だったんだ。

僕の心の中、不燃物のゴミと、可燃物のゴミと一緒に、必要の無い気持ちは、捨ててしまった。




今頃きっと、焼却炉の中。僕の気持ちと、可燃ゴミが、一緒に燃えている。








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時々、僕はブラックじゃない珈琲を飲む。

優しい気分になれるような、気がするから。君のように。








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ねぇ、見ている。ほら、星が光ってるのを。明日は心も空も、素敵な青。





本当だ、今日はスゴイあおぞら。君が口ずさんでいた、シーナリンゴの、あおぞらって曲の歌詞のようだ。と、朝から僕は想ったんだ。星が光るのを、一緒に眺めた。そして、一緒に本を読んだっけ。昨夜の僕ら。

君が読んでる本を僕が朗読して、君はそれをじっと静かに聴いてたっけ。しばらく読んで、読み疲れると、本の話をした。君が読んでいる本の、途中から僕が朗読したもんだから、君はざっくりとあらすじを話してくれた。なんだか、僕も同じ本を読みたいなって、あの時は想ったんだけど、今朝になったら、全部読み終わったら君から借りようって想うんだ。






ねぇ、見てる。ほら、今日は物凄くあおぞらだよ。君が歌っていた通りの、あおぞら。

君も、見てるだろうか、この青い空を。冷たい風を、感じているだろうか。そして、僕を。